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「お尻ペンペンです」四谷大塚講師、教え子女児を呼び出し下着撮影 保護者が早期導入訴える「日本版DBS」とは
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.08.22 19:30 最終更新日:2023.08.22 19:30
8月19日、大手中学受験塾「四谷大塚」元講師の男が、教え子の小学生の女子児童にわいせつな発言を強要したうえで、下着を盗撮した容疑で逮捕された。
四谷大塚の元講師・森崇翔容疑者は、2023年5月、勤務していた都内の校舎の教室で、教え子の女子児童に対し、わいせつな発言を強要し、女子児童の下着を盗撮した疑いが持たれている。
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「8月11日の『集英社オンライン』によれば、森容疑者は撮影した画像を、小児性愛者が集うサイトやSNSに投稿していたことがわかっています。
さらに森容疑者は『勉強しないとお仕置きをします』『お尻ペンペンです』と、女子児童を脅していたそうです。
森容疑者は調べに対し、『性的欲求を満たすためで、危害を加えるつもりはなかった』と語っているそうですが、子どもを塾に通わせている親からすれば不安で仕方ないでしょう」(週刊誌記者)
四谷大塚は17日、再発防止対策として、全校舎・教室における「家庭からの教室内ライブモニタリンクシステム」の開発・設置を同社ホームページで報告している。
「保護者の間で早急に望まれているのが、『日本版DBS』の導入です。DBSとは、性犯罪歴をデータベース化したシステムにより、教育や保育などへの就労希望者に性犯罪歴がないことを雇用主側が確認する仕組みです。創設に向け、こども家庭庁の有識者会議が6月から議論しているものです」(同前)
読売新聞によれば、DBSの利用は、保育所や幼稚園、学校、児童養護施設などに義務づける方向で検討されているという。いっぽうで、塾やスポーツクラブなどの事業者は義務づけが難しく、国が審査し、一定の要件を満たした事業者にDBSの利用を認めることになりそうだ。
「しかし親からすれば、子どもにかかわる事業者すべてに導入してほしいシステムでしょう。9月にはこども家庭庁が案をとりまとめるようですが、今回、事件が明るみになっただけに、注目が集まっています」(同前)
子どもを預ける施設では、このような事件は絶対に起こってはならない。
( SmartFLASH )