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NHKが記者の不正経費請求発表「架空の打ち合わせでっち上げ」「割り勘代を自分の懐に」で総額500万円に
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.09.26 22:10 最終更新日:2023.09.26 22:11
NHKは、9月26日、報道局に所属する30代の記者が、私的な飲食代を不正請求した疑いがあると発表し、弁護士などからなる第三者委員会を設置して、調査すると明らかにした。過去、複数回にわたって不正請求をした疑いがあるという。
「NHKによると、2023年7月に情報提供を受け、調べたところ、2022年に飲食代を不適切に経費請求していたことが確認されたようです」(週刊誌記者)
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NHKは、詳細について「調査中」として公表しなかったが、NHK関係者への取材で、記者の詳細が分かってきた。
「入局して約10年の記者です。警視庁などを担当してきたようですが、大きなスクープを上げたというような話は聞きません。
手口はなんともセコくて、個人的な飲食を架空の打ち合わせとしてでっち上げて、局に代金を請求するというもの。ほかにも、仲間内での飲み会のときに割り勘で集めた金を自分の懐に入れて、店からもらった領収書をちゃっかり経理に提出していていたようです。ただ、驚くのはそうやって不正請求した金額が、500万円ともいわれていることです。
いまは取材経費も削減につぐ削減ですから、どうしてここまでザルだったのか、経理側の真相も究明してほしいですね」
NHKは「報道の中核組織において、公金である受信料の私的利用という、あってはならないことが生じたことは言語道断であり、徹底的に調査して厳正に対処してまいります」とコメントしている。
我々は、ますます受信料の使い道に、目を光らせていく必要がありそうだ。
( SmartFLASH )