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「島根県民なめまくりの79歳」衆院議長辞任の細田氏「元気そのもの」で衆院選出馬へ「説明責任果たせ」集まる批判
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.10.02 18:11 最終更新日:2023.10.02 18:19
10月1日、細田博之衆院議長(島根1区)が、次期衆院選に立候補する意向であることを地元紙の「山陰中央新報社」が伝えた。
細田氏は東京都内で同紙の取材に、「(健康に)大きな支障はない。政治家としては元気そのもの。ぜんぜん変わっていない。立候補する前提で考えている」と語ったという。
9月29日には、細田氏が体調不良を理由に衆院議長を辞任する意向を固め、政府与党の幹部に伝えたことが報じられていた。
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細田氏は7月に都内の自宅で熱中症の症状を訴え、病院に救急搬送された。体調不良のため、8月6日の広島市での平和記念式典と、同15日の都内での全国戦没者追悼式を欠席。
9月7日には、公務中に軽い体調不良を訴え、脳血管に関する予防的治療のため一時入院。同8日に都内で開催された主要7カ国(G7)下院議長会議を欠席し、同中旬に退院していた。
細田氏が、衆院議長を辞任する一方、次期衆院選に立候補する意向を示したことに、立憲民主党の蓮舫参院議員は10月1日、自身のX(旧Twitter)に《え???????》と書きこんだ。
SNSではほかにも、細田氏が次期衆院選に立候補することを疑問視する声が多く上がっった。
《何なんだよこの人…。議長は無理だが議員は続けられるってふざけているのか》
《政治家ってほんとに何もしなくてもいい職種ってのがわかるよ。いつまで権力にしがみつきたいの?》
《もうさー、世代交代しようよ!!》
細田氏は2021年11月に議長に就任。2022年5月には、女性記者へのセクハラ行為を繰り返しているとの疑惑を報じられるも、会見などでの説明はなし。2022年には、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)との関係を指摘されたものの、自民党の調査は、細田氏が衆院議長であるため対象外となった。文書で接点があったことを認め、2023年1月には、衆院各会派の代表者と懇談形式での質疑に応じたものの、記者会見は「議長の立場でふさわしくあい」と応じていなかった。
そのため、SNSでは、数々の疑惑について「説明責任を果たせ」という声が多く上がっている。
《とりあえず議長辞めたら「党所属国会議員」になるわけだから、旧統一教会の問題はしっかり説明して下さいね》
《旧統一との関係やセクハラなんぞ、何も説明しなくても選挙は楽勝、と島根県民なめまくりの79歳》
《元気なら説明責任を果たしてください》
「三権の長」の権威を失墜させたうえ、このまま説明責任を果たさないで議員を続けるなら、国会議員の権威も揺るがすことになる。細田氏にはぜひ「説明責任」を果たしてほしいものだ。
( SmartFLASH )