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ビッグモーター、街路樹の原状回復で都から1600万円請求…「住宅情報館」でも除草剤使用で「感覚やばすぎ」

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.10.04 17:00 最終更新日:2023.10.04 17:00

ビッグモーター、街路樹の原状回復で都から1600万円請求…「住宅情報館」でも除草剤使用で「感覚やばすぎ」

愛知・名古屋中川店。周囲にはきれいに刈られた小さな街路樹が並ぶが、店舗前で途絶える(写真・花井知之)

 

 中古車販売大手「ビッグモーター」の店舗前で、公道の街路樹が枯れたり伐採されていることが判明した問題。10月3日には、東京都が原状回復のため、同社に1600万円あまりを負担するよう命じたことが報じられている。

 

 当初、ビッグモーター側は過去の除草剤使用を認めつつ、組織的関与は否定していた。兼重宏行元社長は、7月25日の会見で「枯らすようなことはふつうやりませんよね、見栄えも悪いですし。除草をして整えることはしますけど」と困惑した様子を見せている。しかし、その後、除草剤等による影響で枯れた可能性が高いとして、HP上で謝罪していた。

 

 

 東京都の調査では、同社の都内9店舗の前の植え込みで、土壌から除草剤成分が検出されたという。土壌調査費の約280万円含め、植え替えにかかる約1600万円が請求されており、同社は支払う姿勢を見せている。

 

「3日には、大阪府や大阪市も同様に被害届を提出しました。合計7店舗から除草剤成分が検出されたといいます。こちらも、ビッグモーター側に原状回復の費用を請求する方針を示しています。

 

 すでに神奈川県は原状回復費785万円を請求しており、滋賀県や兵庫県、静岡県なども被害届を提出しています。被害の全容が明らかになるのは、まだまだ先になりそうです」(事件担当記者)

 

 だが、呆れたことに、「除草剤問題」を抱えているのはビッグモーターだけではなかった。9月末から10月にかけ、不動産業を手がける「住宅情報館」の川崎市・横浜市の店舗前でも、従業員が除草剤をまいていたことが判明したと報じられている。同社は「違法な行為で、重く受け止める」と謝罪し、原状回復費用を全額負担することで合意したという。

 

 SNSでは、続々と発覚する除草剤問題に呆れる声が寄せられている。

 

《会社から指示は出していなかったとしても職員だけの責任ではないし、市の管理するものを勝手にどうにかしちゃう感覚がやばすぎる。ビッグモーターも住宅情報館もなかなかな企業だわ。》

 

《似たようなことどこもやってるんだなあ 店の前だけ枯れたら丸わかりのような》

 

《住宅情報館もやったんかよ...こうなってくると、ビッグモーターや住宅情報館以外にもやってる所ありそう...》

 

“第3のビッグモーター” が出ないことを祈るばかりだが……。

( SmartFLASH )

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