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「未来も過去も食いつぶす」大阪万博「空飛ぶクルマ間に合わず」「過去の基金取り崩し」に「もうやめようや」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.10.13 15:40 最終更新日:2023.10.13 15:40
吉村洋文大阪府知事が描いた未来は、やってきそうもない。
2025年大阪・関西万博で運航を予定する「空飛ぶクルマ」をめぐり、「乗客を乗せた『商用運航』に向けた機体量産が、開幕に間に合わない見通しとなっている」と、10月12日、共同通信が報じた。
日本国際博覧会協会は、万博で空飛ぶクルマを運航する事業者として4グループを発表しているが、そのうち2つは量産に必要な安全認証取得が遅れ、うちひとつは商用運航を断念。調達できる機体数は、4者とも最大、数機の見込みという。
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「8月6日、関西コレクションにコスプレ姿でサプライズ登場した吉村知事は、公式キャラクターのミャクミャクとともに万博をアピール。
『いまはないんですけど、万博のときには空飛ぶ車といって、大阪のベイエリアを、普通の人が自転車に乗るみたいに、空飛ぶ車に乗ってぐるぐる回っているのを、万博でやります。だからぜひ、若い世代の人も空飛ぶ車に乗ってもらいたい』
と語り、『未来社会をつくるのが万博なんです』とアピールしていました」(政治担当記者)
10月13日で、万博開幕まで1年半。早くも「目玉」が実現しないことがわかったことに、SNSではあきれる声が上がっている。
《あれ?万博開催時は空の上を飛び回るんじゃなかったの?たしか吉村がそんな事言ってたよね?また嘘ついたんか?》
《風呂敷を広げる事にばかり熱心で、肝心な「現実」を見て見ぬふりで「自分ではない誰かが責任とるだろう」ってやる、よくあるパターンだよなぁ、これ》
《目玉無い万博 下手すればパビリオンも無いw オリンピック以上に大失敗確実ww 恥の大阪府》
《なんかもう、グダグダ過ぎて呆れるわ コレ目玉とか言うてなかった? もうやめようや》
万博をめぐっては、会場整備費が現状の1850億円から2300億円規模に膨らむ見通しだ。会場建設費は、大阪府・市、経済界、政府で3分の1ずつ負担することになっており、増額すれば、それぞれ負担額は150億円ずつ増える。
10月11日、吉村知事は財源確保策として、1970年大阪万博の収益で設立した基金の取り崩しを検討する意向を明らかにした。府庁で記者団に「全否定はしない」と述べた。基金は「関西・大阪21世紀協会」が運用し、残高は現在約190億円。毎年約3億円の運用益があり、国際文化交流事業などへの助成金に充てている。
吉村知事が万博基金の取り崩しを検討する意向を明らかにしたことにも、SNSでは批判的な声が多く上がっている。
《未来を食い潰すだけでは飽き足らず過去も食い潰す無能》
《2025大阪万博のために、教育・学術・国際交流の為の万博基金切り崩すのやめてください》
《コレ駄目だろう、万博基金は維新の会のお小遣いじゃ無いぞ、いい加減に中止に舵を切るべき》
空飛ぶクルマも間に合わないのに、基金を取り崩す。それでも「未来社会をつくる万博」を吉村知事は訴えるのだろうか。
( SmartFLASH )