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「社長の風格は感じない」岸田首相、支持率最低のウラに深刻な“キャラ不足”…高校同窓生も「目立たなかった」

社会・政治 投稿日:2023.10.19 14:50FLASH編集部

「社長の風格は感じない」岸田首相、支持率最低のウラに深刻な“キャラ不足”…高校同窓生も「目立たなかった」

 

 報道各社が行った「10月世論調査」の結果が出揃った。岸田内閣の支持率は時事通信26.3%、FNN35.6%、読売新聞34%、毎日新聞25%、共同通信社32.3%、朝日新聞29%など、いずれも「内閣発足以来最低」を記録。岸田官邸に衝撃をもたらした。

 

「不支持の主な理由は『経済対策に期待が持てない』でした。ガソリンの二重課税問題、少子化対策や防衛費増額の財源……。『増税メガネ』と揶揄されるように、消費増税への疑念もあります」(政治担当記者)

 

 

 しかし、経済対策への不安だけが支持率の低下の要因ではない、ととある自民党議員秘書は語る。「岸田首相自身のキャラクターも弱い」というのだ。政治アナリストの伊藤惇夫氏も、こう分析する。

 

「岸田さんはいつも下を向いてボソボソと原稿を読んでいますから、発信力がない。つまり“体温”が伝わってこないんです。

 

 麻生さんは『なんとなく、極めて誠実そうに見える顔。紳士そうに見えるあの顔がウケる』と言っていましたが、それは結局、“キャラ=存在感”が弱いということだったんですよ」

 

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏も10月18日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日)で「岸田さん、やるべきことはちゃんとやってらっしゃるんです。それが国民に伝わっていない」として、その理由を「官僚的な言葉遣いなんでなかなか浸透しない。さらに申し上げると岸田さんのキャラが影響しているかな、と思います。あまりキャラ立ちしていない。どっかの会社の部長さんみたいな。社長の風格は感じないんです」としていた。

 

「社会風刺コント集団『ザ・ニュースペーパー』は、数々の政治家のものまねをすることで知られていますが、そのなかでも浜田太一さんが『キシダ首相』を演じています。

 

 2022年1月14日の産経新聞で浜田さんは、そもそも岸田首相の顔だちや髪形について、特徴らしい特徴がないこと、つまりものまねしにくいと苦悩を明かしていました」(週刊誌記者)

 

 かつて本誌も、岸田氏の“キャラの弱さ”について取材を行っている。開成高校の同窓生は、「目立たないキャラだった」と口を揃えていたのだ。

 

「恥ずかしながら、岸田君が政治家だということすら知らなかったんです。5年ごとに同窓会をやっていて、今年は開催されていないけど前回が2016年でした。そこにSPを連れて来場したのが当時、外務大臣の岸田君。それを見て、やっと “開成の岸田君”だと認識したんです」(同級生)

 

 学生当時、あだ名は「パパ」だったという。

 

「当時の開成は中学からの内部進学組が多数を占めていて、ほとんどが “悪ガキ”だったんです。岸田は高校入学組で内部進学組とノリが違うんです。彼は人の話をじっくり聞いて、子供に指示するみたいに言葉を返す“父親”みたいなところがありました」(別の同級生)

 

「増税メガネ」からの“キャラ変”が求められている。

( SmartFLASH )

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