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「エッフェル姉さん」はノミネートされたのに…2023年新語・流行語大賞「増税メガネ」入らずで「忖度やな」

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.11.02 15:50 最終更新日:2023.11.02 15:50

「エッフェル姉さん」はノミネートされたのに…2023年新語・流行語大賞「増税メガネ」入らずで「忖度やな」

写真:つのだよしお/アフロ

 

 毎年12月はじめに発表される『ユーキャン新語・流行語大賞』にノミネートされる30語が、11月2日に発表された。


 昨年(2022年)の年間大賞に輝いたのは、王貞治超えのシーズン56本塁打、史上最年少での三冠王を達成したヤクルト・村上宗隆選手の「村神様」。このほか、トップテンには「きつねダンス」や「宗教2世」「知らんけど」などが選ばれた。

 


 今年はどんな言葉が選ばれるのか。SNSでは予想が繰り広げられており、スポーツ界ではWBCでヌートバーが流行らせた「ペッパーミル」や、阪神の18年ぶりの「アレ」、それ以外では「蛙化現象」「VIVANT」「闇バイト」など、各々が予想をあげていた。いずれも、実際にノミネートされている。


 そんななか、多くの人が候補としてあげていたのが、いまのところ、もっとも国民に浸透しているであろう「増税メガネ」(「増税クソメガネ」)だ。


《今年のユーキャン新語、流行語大賞に『増税クソメガネ』がノミネートされなければもう流行語大賞は国民を洗脳するための企画だな あの『アベノミクス』さえノミネートされたのだからな》


《今年の新語・流行語大賞は「増税クソメガネ」の一択だよなぁ》


 といった声のほか、


《「増税メガネ」は必ず新語流行語大賞にノミネートされます。昨年「国葬儀」「宗教2世」「悪い円安」がノミネートだけでなくベスト10に選ばれたから》


 といった声もあがっていた。


 当の岸田首相も、「増税メガネ」というあだ名は気にしているようで、11月1日の参院予算委員会では、そのあだ名をめぐって、こんな一幕があった。


 れいわ新選組の山本太郎代表から質疑の冒頭で、「『増税メガネ』と呼ばれる政治家がいます。総理、誰の呼び名かご存じですか?」と尋ねられた岸田首相は、苦笑いを浮かべながら「はい。ネット等で、そういった名前で私を呼んでいるという動きがあることは承知しております」と回答。


 続けて、山本代表が「このニックネームがさらに『増税クソメガネ』と進化した政治家がいます。総理、誰のことかご存じですか?」と聞かれると、今度は不機嫌そうに「名前が進化したとのことですが、そういったことについては承知しておりません」と回答したのだが――。


 はたして、発表された最終ノミネート30語に「増税メガネ」が入ることはなかった。


 ここで改めて、ユーキャン新語・流行語大賞のコンセプトを公式サイトで確認してみると、


《1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するもの》


 となっている。だとするならば、「増税クソメガネ」はともかく、「増税メガネ」は入らなければおかしいが……実際、ネット上では、


《官邸の圧力が入ったか?》


《エッフェル姉さんは入ってるのに…。なんで!?》


《増税メガネ ノミネートならず 忖度やな》


 など、疑問の声が噴出している。ノミネートされなかったのは岸田首相のせいではないかもしれないが、こんなところでもまた首相は国民の不信を買ってしまいそうだ。


【ノミネート30語は以下の通り(50音順)】


I’m wearing pants!(アイム・ウェアリング・パンツ)
憧れるのをやめましょう
新しい学校のリーダーズ/首振りダンス
新しい戦前
アレ(A.R.E.)
頂き女子
X(エックス)
エッフェル姉さん
NGリスト/ジャニーズ問題
オーバーツーリズム
推しの子/アイドル
OSO18/アーバンベア
蛙化現象
5類
10円パン
スエコザサ
性加害
生成AI
地球沸騰化
チャットGPT
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2024年問題/ライドシェア
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藤井八冠
ペッパーミル・パフォーマンス/ラーズ・ヌートバー
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