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「総裁選に向け出航」か…高市氏勉強会が出席13人、入会44人、SNSでは「進次郎のライドシェア勉強会に負けてる」評価も

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.11.16 16:32 最終更新日:2023.11.16 16:36

「総裁選に向け出航」か…高市氏勉強会が出席13人、入会44人、SNSでは「進次郎のライドシェア勉強会に負けてる」評価も

 

 11月15日、自民党高市早苗経済安全保障担当相は国力増強をテーマにした勉強会「『日本のチカラ』研究会」を設立し、国会内で初会合を開いた。

 

 高市氏は2024年秋の党総裁選について、「また戦わせていただく」と出馬に意欲を示していることから、政策を磨くとともに、支持基盤を固める意向があるとみられる。

 

 勉強会には、高市氏に加え、岸田派を除く派閥横断の13人が出席した。読売新聞によると、出席議員は以下のとおりだ。

 

 

安倍派 堀井学衆院議員、杉田水脈衆院議員、山田宏参院議員

 

麻生派 山本左近衆院議員、有村治子参院議員

 

茂木派 小野田紀美参院議員

 

二階派 高木宏寿衆院議員

 

森山派 鬼木誠衆院議員

 

無派閥 石川昭政衆院議員、土井亨衆院議員、黄川田仁志衆院議員、三谷英弘衆院議員

 

 高市氏は勉強会について、外交、防衛、情報など、国力を勉強する議員連盟とする考えで、FNNによると、44人の議員が入会したという。

 

 作家でジャーナリストの門田隆将氏は11月15日、自身のX(旧Twitter)にこう書きこんだ。

 

《出席者13人、入会者44人になった事で政界衝撃。有村治子、小野田紀美、杉田水脈の各氏ら保守・現実派が揃い、「この面々なら自民の岩盤支持層が戻るかも知れない」との期待の声も。面白くなってきた》

 

 SNSでは、出席者が13人となったことで、2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にかけて、《高市殿の13人》なる言葉が生まれ、期待する声が高まっている。

 

《参加者は山田宏さんに有村さん、杉田さん、小野田さん等錚々たる13人、正に高市殿の13人です。更に入会者は既に44人、総裁選に向け高市丸が出航です》

 

《始まりましたね。初回会合は13名出席で入会者44名だそうです。「閣僚として不適切」との声も出てますが、岸田首相がここまで人気ないと、早めに反旗を翻した方が有利なのは間違いないでしょう》

 

《これまで多くの政治家が「勉強会」と銘打って同士を集めてきた。それが、結局は派閥になってきたという経緯がある。木曜会が宏池会、清和会が安倍派がというように。「日本のチカラ」が高市派になるんじゃないのかな。頑張れ高市早苗大臣》

 

 一方、2021年の総裁選で高市氏の推薦人に名を連ねた青山繁晴参院議員は、11月10日にネット番組で、次期総裁選に「出ます」と出馬を明言。青山氏は93人が参加する自民党の保守系グループ「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」の代表を務める。

 

 また、11月14日には、自民党の小泉進次郎元環境相ら超党派の国会議員有志が、一般ドライバーが自家用車で乗客を有償輸送する「ライドシェア」導入を議論する勉強会の準備会合を国会内で開いた。

 

 準備会合には、小泉氏のほか、自民の斎藤健前法相、立憲民主党の馬淵澄夫元国土交通相、日本維新の会の遠藤敬国対委員長ら15人ほどが参加。発足人には21人が名前を連ね、11月22日に勉強会を発足させる。

 

 SNSでは、高市氏の勉強会の出席者が13人にとどまったことに、否定的な見方も出ている。

 

《発足人21人の進次郎のライドシェア勉強会にも負けてるじゃありませんか。安倍という後ろ盾がないと、この程度の存在でしかなかったわけですね》

 

《うーん、この予想通りの面子…w》

 

《「高市殿の13人(少な)」のなかには「杉田水脈」の名も。それがすべてを語っている勉強会、近寄りたくない議員がいるのも当然だろう》

 

 「『日本のチカラ』研究会」は今後、1カ月に1~2回のペースで定期的に会合を開く予定という。

 

岸田文雄内閣の支持率が低迷する中、現職閣僚の高市氏が勉強会を立ち上げたことに批判の声もある。《高市殿の13人》から、どれだけ支持を広げることができるだろうか。

( SmartFLASH )

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