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「自転車感覚で乗ってるバカが多すぎる」“ぶっといタイヤ”違法フル電動自転車に怒りの声

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.11.30 19:15 最終更新日:2023.11.30 19:34

「自転車感覚で乗ってるバカが多すぎる」“ぶっといタイヤ”違法フル電動自転車に怒りの声

 

 11月30日に放送された『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)が取り上げた「フル電動自転車」の問題が、大きな注目を集めている。

 

 フル電動自転車とは、ペダルを漕がずにモーターのみで走行でき、電動アシスト自転車とは似て非なるもの。番組では、フル電動自転車が街中で「逆走」「信号無視」などの危険走行をおこなう様子を紹介。本来はナンバーの取得やヘルメット着用が必要なものを「電動アシスト自転車」として販売するケースも増えているとしている。

 

 

「最近、街中でよく見かける“ぶっといタイヤの電動自転車”。フル電動自転車に多いのはあのタイプです。『電動ファットバイク』とも呼ばれています。ペダルを漕がなくても走れるものは、自転車ではなくバイク。道路交通法上は、原動機付自転車に分類され、運転免許も必要です。いわゆる電動アシスト自転車として販売されているものを、改造するケースもあります。もちろん違法です。そして当然ながら、2023年7月から16歳以上であれば免許不要で乗ることが出来る『電動キックボード』とも違います。

 

 フル電動自転車を、道交法に則って乗っている方も多くいるのですが、やはり目立つのは迷惑な運転をする人たちです。時速40キロ以上で街中を走っているのも、よく見かけますし、警官の姿を見ると急にペダルを漕ぎだして『自転車です』アピールをする姿も見たことがあります。

 

 警察もようやく危機感を持ったのか、警視庁のHPで『「電動自転車」って自転車?バイク?』と、注意喚起しています」(週刊誌記者)

 

 この警視庁のHPには「原動機付自転車に該当しない同種車両(定格出力が0.60キロワットを超える等)については、定格出力等に応じ自動二輪車等の車両区分に分類される」とある。しかし、「0.6kWモーターを1.0kWモーターにアップグレードすることも可能」と、最初から改造を前提として販売されているものも見受けられる。また警視庁のHPには「購入時、いわゆる電動アシスト自転車であっても、時速24キロメートル以上でも原動機の力が加わる改造をする」とあることからも、この手の改造が多いことがわかる。

 

『モーニングショー』の放送があった11月30日、「X」では「フル電動自転車」がトレンド入り。

 

《フル電動自転車はバイクと同じ・・・・・。自転車感覚で乗っているバカが多すぎる。。。。。》

 

《フル電動自転車って、これを乗っている時点で乗っている奴は、道交法等を守るつもりないだろう。当然保険も入っていないだろうし相当悪質では?》

 

《タイヤがぶっとい電動自転車……赤信号無視するわ、歩道を爆走するわ、逆走するわでぶっといタイヤの電動自転車を乗る人はモラルがないのだろうか?》

 

《警視庁には、違法なフル電動自転車(違法電動モペット)の取締りを徹底的にしてほしい。さっきも、ナンバープレート無し、ノーヘル、2人乗り、歩道走行、無灯火、速度超過、恐らく無免許 無保険 飲酒運転。違反だらけ。一度に複数の犯罪を重ねてるのに、これを放っておく警察の神経が理解できない》

 

 など、その傍若無人ぶりに憤る声が渦巻いている。早急な対応が必要だろう。

( SmartFLASH )

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