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官房長官も国対委員長も “安倍派5人衆” 全員疑惑まみれで「内閣総辞職」トレンド入り…ひろゆきは「悪いことしないと偉くなれないの?」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.12.09 20:10 最終更新日:2023.12.09 20:10
岸田文雄首相は、パーティー収入のキックバック(還流)問題で、1000万円超の未記載が報じられた松野博一官房長官を更迭する方針を固めた。12月9日、各紙が報じている。
自民党は5派閥がパーティー収入の過少報告で刑事告発されており、とくに最大派閥の安倍派は収入の一部を裏金として幹部にキックバックしていた。
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同派で事務総長を務めたこともある松野氏は、収支の不記載・虚偽記載の罪の時効にかからない直近5年間で1000万円超の裏金を受け取っていた疑いがある。
同派では、松野氏のほか、座長の塩谷立元文部科学相、高木毅国対委員長、世耕弘成参院幹事長、萩生田光一政調会長、西村康稔経済産業相が同期間にキックバックを受けていたと見られる。
朝日新聞によれば、それぞれ金額は、塩谷氏が数百万円、高木氏が1000万円超、世耕氏が1000万円超、萩生田氏が数百万円、西村氏が約100万円とされる。9日配信の日経新聞によると、高木氏も国対委員長交代の見通しだ。
「8日の衆参予算委員会で、野党は政府を徹底追及しました。立憲の枝野幸男前代表や蓮舫参院議員が、松野氏に対して単刀直入に『あなたが売ったパーティー券はちゃんと派閥に報告したのか』『お金を受け取りましたか』と質問しても、松野氏は『政府の立場として答えを差し控える』『事実関係を精査する』『適切な対応をする』と繰り返すだけ。
岸田首相は、蓮舫氏から『松野氏を更迭してください』と迫られると、『国民の信頼が揺らいでいることを深刻に受け止める』などと言っただけで、まったく議論はかみ合いませんでした。
その後、高木氏、世耕氏らもキックバックを受けていたとNHKが報じると、首相は記者団に『報道を見ていないので答えられない』とその場しのぎの逃げ口上を言い出す始末。内閣の要に向けられた疑惑だけに、なすすべがなかったのでしょう」(政治担当記者)
松野氏の1000万円をはじめとするキックバック問題について、ひろゆきは、8日、「X」(旧Twitter)に《政治家って、悪い事しないと偉く成れない仕組みでもあるの? 悪事で名のでない自民党の政治家は出世しない》と投稿。これに対し、《確かに》《そう感じています》《政治家アルアル》といった共感のコメントが寄せられている。
一方、立憲民主党の安住淳国対委員長が2022年の政治資金収支報告書にパーティー券収入30万円を記載していなかったことについて、ひろゆきは同日、こうポストした。
《「裏金に見える行為は良くない」と安住さんが辞職すれば自民党議員も責任を取らざるを得ないので、政権交代を狙うのであれば、安住さん切腹は効果的だと思うけど、そこまで覚悟はないかな?》
これに対しては次のようなコメントが寄せられている。
《それだ。安住さんが辞職して引退すれば、自民党議員も追い込まれる。これしかない》
《小さな期待をしときます》
《どうでしょう。そこまでやったらちょっと見直します》
12月9日、「X」では「内閣総辞職」がトレンド入り。安倍派5人衆全員が疑惑まみれとなっているわけだが、今回の「政治とカネ」の問題で政権交代につながるだろうか。
( SmartFLASH )