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「電柱がゴムみたいに…」元NGT48中井りか、レスリング金・川井梨紗子ら著名人が明かす被災時の恐怖
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.01.17 06:00 最終更新日:2024.01.17 06:00
1月1日に発生した能登半島地震。帰省中に被災した著名人らも次々と被災した。
元NGT48でタレントの中井りかは富山県にある実家に帰省中、被災したという。
「家族とショッピングモールで過ごしていたら、商品棚が倒れるほどの揺れに襲われました。慌てて外に出ると、電柱はゴムみたいに揺れ、車は横転しそうなほど動いてて……。
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能登に住む親戚とは、何日も連絡がつかず心配でした。私の高齢の祖母は、こんな地震を経験したことがないと言っています。『富山は地震と無縁』という油断から備えをしていなかった人も多いと思います。復興に向け、できることから始めたいと思っています」
新幹線の中で揺れに襲われたのは、通信販売の夢グループでお馴染み、歌手の保科有里だ。
「金沢駅到着10分前に地震が発生。新幹線の車内もかなり揺れて、電気が消えました。結局、11時間後の午前3時半にようやく運転再開。金沢駅には4時半に到着しました。
被災地では10日以上経過しても、電気・水道などのライフラインが復旧しない状況。それでも気丈に皆で励まし合って、生活をされていると聞いています。今は、全国でおこなわれる夢グループ主催のコンサートの終演後に、石田重廣社長と一緒に募金箱を持ち、温かいお心をお預かりする活動を始めています」
東京五輪で金メダルを獲得したレスリング女子の金城(川井)梨紗子選手は、地震以来、1歳の長女の夜泣きが止まらないという。
「金沢市内のボウリング場で、親戚10人と遊んでいました。地震が起きると、ボウリング場のモニターどころか、天井まで落ちてきたんです。いちばん下の妹の夫が消防士なので、冷静に『津波が来るかもしれないから、立体駐車場の最上階に逃げよう』と言って、全員で避難しました。
幸い実家は倒壊をまぬがれましたが、停電、断水になり、大人の不安を感じ取ったのか、娘はずっと夜泣きをするし、誰かにくっついていないと眠れない状態になりましたね……。よくアスリートは『被災地に明るいニュースを届けたい』と言うけれど、アスリートが活躍しても被災地の生活がよくなるわけじゃないという厳しい現実を痛感しています。今、県内のアスリートたちと何かできることはないか模索しています」
復興に向けて、少しずつ前を向いて歩みだしている。