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警察の「野放し」に怒り噴出 ペダルつきバイク「モペット」猛スピードで70代女性に衝突「死人が出てからじゃ遅い」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.01.19 16:15 最終更新日:2024.01.19 16:15
1月18日、ペダルつきバイク「モペット」を運転し、女性にケガをさせた疑いで、24歳の男が書類送検された。
事故が起きたのは2023年7月、東京・新宿区の交差点。モペットはかなりの速度で赤信号を無視して交差点に進入、70代女性の自転車と衝突した。女性は頭などを打ち、全治2カ月のケガ。モペットを運転していた男は無免許で、ヘルメットもかぶっていなかった。
男はモペットを通信販売で購入。そのままでは公道を走れないことは認識しつつも、「まわりの人も乗っているし、取り締まりを受けないだろうと思っていた」と話している。「モペット」による危険運転致傷容疑での検挙は、都内で初めてだという。
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SNSには
《めっちゃスピード早くない? よくこんなん野放しにしてるなぁ… 自転車もやけどマジで車並みに厳しく取り締まって欲しい!》
《モペットもそうだけど電動キックボードもいい加減使用禁止にした方が良いわ。死人が出てからじゃ遅いぞ? 警視庁は何故あんな【道交法も知らないクソガキ】共に甘いのか理解出来ない。》
《警察はなんでここまでモペットを野放しにしてるのかな もはや意図的と思える》
など、憤る声があふれている。
「事故を起こした男は『時速25kmくらい出ていた』と話しているようですが、事故の動画では、30km/h以上出ていたようにも見えます。死亡事故になっていてもおかしくありません。ナンバーもないということは、自賠責保険にも加入していないわけですから、あまりに無責任です。
『モペット』はペダルつきのバイクで『フル電動自転車』とも呼ばれます。電動アシスト自転車とは異なり、ペダルをこがなくてもモーターで自走し、運転免許やナンバープレートが必要で、ヘルメットの着用義務もあります。
警察も取り締まりをおこなってはいますが、実際には歩道を猛スピードで走る、信号無視、ノーヘルなど、危険極まりない運転をするモペットが多く、野放し状態といわれても仕方ないでしょう」(週刊誌記者)
2023年1月には、京都の自転車販売会社が中国製のモペットを「電装アシスト付自転車」と偽ってネット販売したとして、書類送検されている。
「今回、書類送検された男は、モペットを通販で購入したと話しています。ネットで検索すれば、モペットの通販サイトは山のように出てきます。いちおう『公道走行する際は、運転免許の携帯とナンバーの取得が必要となります』と注意書きはされているものの、実際には手続きをせずに公道を走っているモペットが多数、存在しているのは間違いありません」(同前)
乗るならば、“走る凶器”であることを忘れてはいけない。
( SmartFLASH )