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長嶋一茂、裏金問題で岸田首相を批判…当の首相は「納税の意味考えて」増税メガネの本領発揮

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.03.16 15:59 最終更新日:2024.03.16 16:03

長嶋一茂、裏金問題で岸田首相を批判…当の首相は「納税の意味考えて」増税メガネの本領発揮

写真:代表撮影/ロイター/アフロ

 

 3月15日、タレントの長嶋一茂が『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に出演。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件をめぐり、自民党総裁である岸田文雄首相に対して苦言を呈した。

 

 番組では、前日の14日、参院政治倫理審査会に出席した自民党の世耕弘成・前参院幹事長らが「いっさい知らなかった」と繰り返した答弁を取り上げた。

 

 

 一茂は「この答弁を聞いているとですね。本当によろしくないというか、本質からどんどん離れている気がする。問題の本質は、派閥を今後どうするのか、派閥が存続した場合にパーティーはやるのか、パーティーをやったからにはお金を徴収するのか、しないのか…ここに行き着かなきゃいけないのに、全然、行かないじゃないですか」と持論を展開。

 

 そして「実際に5年間で5億円ですよ、使途不明金。逮捕も起訴もされている人もいるなか、お金が政策にちゃんと使われたかということも含めて、誰かが使ったわけだから。使途不明金であって記載されてなくたってわかるでしょ」と指摘。

 

 さらに「僕がいちばん知りたいのは、岸田総理、会社で言えば社長ですよ。自民党内のキックバックという悪しき風習に関して、政治家としてではなく、人として、国民なら納税義務があるのに、このキックバックについてどう思っているのかを聞きたい。そこも(岸田首相は)何も出てきていない。とても残念」と話した。

 

 くしくも、3月15日は確定申告の最終日。岸田首相は参院予算委員会で、「納税の意味を考え、ご協力を」と述べ、国民に確定申告を呼びかけた。

 

 首相は裏金事件について「深刻に受け止め、国民におわび申し上げる」としたうえで「納税というものは社会のコストをできるだけ、多くのみなさんに支えていただくためのものだ。社会を維持していくためにも引き続き、国民のみなさまのご理解とご協力をお願いしないといけない」と述べた。

 

 岸田首相は「ぜひ納税の意味についてもお考えをいただき、ご協力を心からお願いしたい」とも訴えた。

 

 岸田首相が裏金事件の解明に及び腰である一方、「納税の意味を考えて」と呼びかけたことに、SNSでは批判が殺到している。

 

《コレ、国民に言う前に姑息な裏金議員、脱税議員に向けて言わんかい!》

 

《いや…。すみません、怒っていいですか? どの口が言う っざけやがって!》

 

《おまゆう?『盗人猛々しい』とはこの増税メガネはじめとするその一派自民党だ》

 

 党の裏金議員の処分について、党総裁としていまだ決断できない岸田首相。このまま決断が長引けば、4月28日投開票の衆院3補選で、手痛いしっぺ返しを食らうことになりかねない。

( SmartFLASH )

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