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頂き女子りりちゃん(25)懲役13年求刑、傍聴者は「被害にあわないように聞きに来た」…「ファンが多い」と驚きも

社会・政治 投稿日:2024.03.16 16:51FLASH編集部

頂き女子りりちゃん(25)懲役13年求刑、傍聴者は「被害にあわないように聞きに来た」…「ファンが多い」と驚きも

「頂き女子りりちゃん」こと渡邊真衣被告(本人のYouTubeチャンネルより)

 

「頂き女子りりちゃん」を名乗り、恋愛感情を利用して男性から1億5000万円を騙し取った罪などに問われている渡邊真衣被告(25)に対し、3月15日、検察は懲役13年と罰金1200万円を求刑した。一方、弁護側は寛大な判決を求めた。

 

 白のスウェットに白縁メガネをかけた渡邊被告は、裁判が始まった直後、息を詰まらせながら泣き始め、一時中断する場面も。その後、自身の生い立ちや金を騙し取る行為に及んだ経緯を説明し、罪を全面的に認めた。最後に、言いたいことはあるかと裁判長に問われると、被告は首を数回横に振り、「ないです」とか細い声で答えた。

 

 

 裁判には、傍聴席を求めて定員の倍以上の200人近くが行列をなした。抽選に当たった3人の40代男性のグループは、「同じような手口に騙されないために」と訪れた理由を語った。被害にあった経験はないと、一様に苦笑いしながら答えた。

 

 また、カップルで並んだ20代前半の男性は、「彼女がりりちゃんに興味があったので、時間を作って2人で来ました。初めての裁判所です。こんなにりりちゃんのファンがいるんですね、すごいですね」と驚いた。

 

 そのほか、大学の授業で訪れたという学生や、学校が休みになったという中学生グループなど若い世代が目立った。

 

 弁護側の情状証人として証言した作家の草下シンヤ氏は、検察の求刑についてこう語る。

 

「通常の詐欺事件だと、最大でも10年なんですよ。そう考えると13年は重いですよね。予想では、8年あたりで収まるかと思っています。今後、りりちゃんのサポートを少しずつ長く続けていこうと考えています。支援とはそういうものでしょう」

 

 判決は4月22日に言い渡される。

( SmartFLASH )

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