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「そのうち殺しに行くから」池袋暴走事故の遺族を脅迫した男が逮捕…報じられた年齢に「何しとんねん」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.03.19 17:40 最終更新日:2024.03.19 17:40
2019年4月、東京・池袋で飯塚幸三受刑者(92)が運転する乗用車が暴走、松永真菜さん(31)と娘の莉子ちゃん(3)が巻き込まれて亡くなる、痛ましい事故が起きた。
飯塚受刑者に禁錮5年の判決が下され、妻子を亡くした松永拓也さん(37)ら遺族9人が、損害保険会社を相手取り、損害賠償を求めた訴訟を提起。2023年11月に、約1億4000万円を支払うよう被告側に命じた、原告側勝訴の判決が確定した。
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「この判決後、松永さんのもとには誹謗中傷が寄せられました。多くは『高齢の飯塚受刑者に億単位の賠償金を払わせるのはおかしい』という内容でした。そのため、松永さんはご自身のXで《非常に勘違いしている方が多く、誤った認識で批判、誹謗中傷、また言葉に出来ないほどの、それ以上のご連絡が来ており、身の危険を感じております》とつづり、さらに《民事裁判の損害賠償は飯塚氏が支払うのではなく、飯塚氏が加入していた損害保険会社が支払います》と説明に追われました」(週刊誌記者)
そうしたなかで、ことさら悪質だったのが2023年10月に、警視庁にかかってきた電話だった。それは「俺は暴力団だけど、そのうち、殺しに行くから」と松永さんを脅迫する内容だった。松永さんは警視庁に被害届を提出していた。
3月19日、この殺害予告の電話をかけた脅迫の容疑で、鳥取県の無職吉村育久容疑者(62)が逮捕された。逮捕を受け、松永さんはXに《私に殺害予告をした加害者が逮捕されたことをご報告いたします。2023年10月28日、警察に対して「松永を殺す」という殺害予告が来ました。その日から約1ヶ月間、私は自宅に籠り、身を守るために様々な手段を講じました。その後なるべく元の日常生活に戻したものの、命を奪われるかもしれないという恐怖感は拭えず、日々の生活もままならないものでした》と投稿し、容疑者が逮捕されたものの《この出来事が引き起こした心の傷は、まだ癒えません》と、心境を語った。
SNSにも《松永さんが安心して暮らせるようになって良かったです》《何よりも逮捕されてよかった》《1日でも早く心落ち着く日常に少しでも戻れますように》など、安堵の書き込みが殺到していたが、同時に《62歳無職…何しとんねん》《それにしても62歳にもなって…》など、犯人の年齢について絶句するようなコメントも多く見られた。
松永さんはXの最後に《今後も、皆様と共に歩み、安全で穏やかな社会を目指していきたいと思います》とつづっていた。この言葉は容疑者にどう響くか。
( SmartFLASH )