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「ナルシストにも程がある」辞表提出の静岡・川勝知事、世間の怒りを倍増させた“辞世の句”の中身

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.04.10 15:43 最終更新日:2024.04.10 15:49

「ナルシストにも程がある」辞表提出の静岡・川勝知事、世間の怒りを倍増させた“辞世の句”の中身

(写真・時事通信)

 

 4月10日午前、静岡県川勝平太知事が辞職願を県議会議長に提出した。30日後の5月10日に自動的に失職する。

 

 繰り返してきた失言によって、自滅した川勝知事。辞表提出前、報道陣に心境を聞かれ、

 

 

「心境…『散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ』ですか」

 

 と、細川ガラシャの辞世の句を引用して答えたという。

 

「戦国時代の悲劇的なヒロインとして知られる細川ガラシャは明智光秀の三女。1600年、夫・細川忠興が徳川家康とともに上杉征伐に出陣しているなか、館が敵方の石田三成の軍勢に取り囲まれます。キリスト教に傾倒していたため自害はできず、家老に命じて刀で胸を突かせ絶命したと伝えられます。

 

 辞世の句の意味は、『花は散るときを知っているからこそ美しい。人もそうでなければならない。今こそ散るべき時である』。

 

 歴史学者でもある川勝知事らしいといえばらしいですが、決して美しい散り際とは言えないでしょう」(週刊誌記者)

 

 いわゆる「コシヒカリ発言」から、2021年には静岡県政史上初の辞職勧告決議が出され、2023年には不信任決議案まで出された。リニア中央新幹線には“妨害”ともいえる難癖をつけ続け着工を認めず、開業が大幅に遅れる事態となっている。

 

 そんなトンデモ知事に対し、SNSでは

 

《「散りぬべきとき」はもうとっくに過ぎているのでは?》

 

《まるっきり反対の行動をしておいて、言葉の意味を知っていて言っているのであろうか…》

 

《細川ガラシャのような時代の流れに巻き込まれて散らざるえなかった悲劇の女性と自分をなぞらえるなんてナルシストにも程がある。自分の舌先と行状が招いた事態だろうに。ただただ呆れるばかりだ》

 

《川勝、こういう時に用意したものか知れんが、さっと短歌が出てくるあたり流石の教養と言うべきだが、致命的に空気読めないというか、何処までもって感じで呆れる》

 

 など、呆れ返る声があふれている。川勝知事の辞表提出に伴い、静岡県知事選は5月9日告示、26日投開票の見通しとなっている。

( SmartFLASH )

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