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「負け犬の遠吠え」維新・馬場代表 補選全敗での“発言”に批判の声、泉房穂氏は代表辞任を要求

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.04.30 16:29 最終更新日:2024.04.30 16:33

「負け犬の遠吠え」維新・馬場代表 補選全敗での“発言”に批判の声、泉房穂氏は代表辞任を要求

 

 4月28日に投開票された衆院3補欠選挙で、日本維新の会は候補を擁立した東京15区、長崎3区でともに立憲民主党に敗れた。

 

「両選挙区では、自民党が候補擁立を見送ったことから、次期衆院選での野党第一党をめぐる前哨戦の様相を呈していました。街頭演説に立った維新の馬場伸幸代表は『立憲民主党をたたきつぶす』『共産党は日本にいらない』と、立憲や、候補を取り下げ立憲支援に回った共産への批判を展開しました。

 

 

 しかし、長崎3区では立憲候補に3万票近い差をつけられ完敗。東京15区では、立憲候補に2万票以上の差をつけられたうえ、無所属で出馬した須藤元気氏にも遅れをとる3位で落選。保守層の受け皿となりきれていないことを露呈してしまったのです」(政治担当記者)

 

 馬場代表は同日夜、維新の候補が落選確実となったことを受け、大阪市内の党本部でこう敗戦の弁を述べた。

 

「総合的に我が党の実力のままの結果だと思う。まだまだ関西以外で小選挙区で勝つということは、非常に厳しい状況だ。近々おこなわれるであろう衆議院選挙に向けて、全国的に全員が原点に戻って一からの活動を積み重ねていく」

 

 一方、補選で「立憲をたたきつぶす」などと対決姿勢を鮮明にしたことを問われ、馬場代表はこう語った。

 

「国会での立憲民主党さんの活動ぶりを毎日目の当たりにしており、今、非常に日本が厳しい情勢、国内外で大きな難しい課題が山積している中で、あの方々が野党第一党でやっておられても、日本は良くならない。これはもう実際の経験から申し上げていることで、別に悪口を言っているわけではない。今後もそこは厳しく指摘をさせていただく」

 

 補選で立憲批判を展開し完敗したあとも、馬場代表が「立憲が野党第一党では日本は良くならない」と批判を繰り返したことに、SNSでは、批判的な声が多く上がっている。

 

《似非野党(自民の犬)の負け犬の遠吠え。叩き潰されたんやから出てくんな》

 

《自民党がこんな状況なのに何もできていない上に他の野党に負けてる時点で終わってる》

 

《立民を叩いても「維新がいい」とはならない事をいい加減学べよ》

 

 前兵庫県明石市長で弁護士の泉房穂氏は4月29日、自身の「X」にこう書きこんだ。

 

《炎上覚悟で、あえて言いたい。維新の馬場代表は、長崎と東京での補選2敗の責任をとって、代表を辞任すべきだ。政治家とは責任を取るのが仕事だ。維新の支持者も声を上げるべきだ。立憲と勝負をして負けた以上、代表に居座るのはどうかと思う。馬場代表よ、潔く辞任すべきだ!》

 

 同日には立憲の泉健太代表から「(立憲と)ことさら戦おうというような構図作りはあまり功を奏さないのではないか」と苦言を呈された馬場代表。このまま立憲批判を繰り返していても、「野党第一党」の座は遠のくばかりだ。

( SmartFLASH )

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