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「最後までなめられて」静岡・川勝知事 退任会見で上機嫌、歌まで披露…退職金は「受け取る」に県民の怒り爆発
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.05.10 15:36 最終更新日:2024.05.10 15:56
2009年、民主党などの推薦を受けて知事選に出馬し初当選。以来、15年間の県政について「美しい“ふじのくに”づくりのために、現場主義に徹する努力を重ねてきた」などと、自身の実績を述べた川勝氏は、リニアについても言及。
リニア中央新幹線の静岡工区にあたる南アルプスは国立公園で、ユネスコのエコパークに認定されており、「自然環境の保全は、日本政府の国策で国際的責務」としたうえで、「トンネル工事によって、南アルプスの自然環境はマイナスの悪影響を受ける。南アルプスの信号には黄信号が点くという認識を、私は持った」と持論を展開した。
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その後、記者から今後の身の振り方について質問を受けた川勝氏は「仙人になる」と笑顔で即答。そしてなぜか「へいたのおじさん、へいたのおじさん、あなたのすまいはどこですか~」と上機嫌で歌い出した川勝氏。その歌の出典は何かと問われ、小学校のとき学芸会で演じた小林一茶だと答えた。
また、退職金とボーナスを受け取るかという質問にはただ一言、「受け取ります」とのみ答えた。
最初の知事選で「退職金ゼロ」を公約に当選した川勝氏は、1期めこそ受け取らなかったものの、2期め、3期めの退職金は全額受領。4期めは任期途中だが、総額で1億1000万円超の退職金を受け取ることになるとみられている。
「自身の失言により、任期途中で辞めることになったにもかかわらず、川勝氏は笑顔で会見に登場、終始、上機嫌でした。歌まで歌ったのには、あきれましたね。ただ、退職金を受け取るかと質問されたときだけは、ムスッとした表情でした。
リニアに関しては、勝手な解釈で作り上げられた持論を、自信たっぷりに展開するのはいつもどおり。会見の時間の多くがリニアに関することで、この人が知事を続けた目的は、本当にリニアを止めるためだけだったのだという印象を強くしました」(週刊誌記者)
この会見について、Xでは
《これ静岡県民舐められてるのでは…》
《静岡県民は、最後まで川勝知事にバカにされ、なめられてないか?》
《他県にも跨る国家プロジェクト妨害して笑顔って凄いな》
《あなたのせいで静岡の印象はかなり悪化しましたけどね。もう二度と静岡の地を踏まないでいただきたい》
川勝氏はこの後、静岡ではなく、長野・軽井沢の自宅で「小鳥とお話しして」暮らすという。
( SmartFLASH )