社会・政治
小池百合子氏、蓮舫氏に圧勝で笑い止まらず…側近は「5選目指す」背景にある石原都知事への “怨念”
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.07.09 16:25 最終更新日:2024.07.09 16:25
史上最多の56人が立候補した、2024年の東京都知事選。蓋を開ければ、“女帝” こと現職の小池百合子都知事の圧勝だった。
「小池さんが無所属で挑んだ2016年の都知事選から、ずっと “最強の仮想敵” だったのが蓮舫さん。今回の選挙ではその蓮舫さんを完膚なきまでに叩き潰したんですから、いまは笑いが止まらないでしょう」
こう明かすのは、小池百合子都知事と親しい東京都選出の自民党議員だ。
【関連記事:蓮舫氏がまたも“ブーメラン芸”披露…「機能性表示食品推進は安倍元総理の知人」投稿めぐり】
3選を決めた翌日、“初登庁” し、職員から祝福を受けたあと、議会の各会派に挨拶をすませた小池都知事。再選後の初会見では、顧問を務める都民ファーストの会と自民党・公明党と連携して政策を進めると話した。
前出の議員はこう続けた。
「これまで、都知事は鈴木俊一氏と石原慎太郎氏の4選が最多です。党内では両氏を超える5選まで小池さんが都知事を続けるつもりだともっぱらなんですよ。
小池さん本人は、5選を目指す理由として、“今回の知事選の公約を実現させる” という表向きの理由を出すでしょう。選挙戦でも争点の一つになった神宮外苑に続き、築地など都内に複数の大型再開発が控えていますからね」
だが、小池都知事の本心にあるのは、故・石原慎太郎氏への “怨念” だ。
「そもそも小池さんがなぜ大学を中退してカイロに家族で移住したのか。それは、実父が石原さんに入れ込んで政治活動をおこない、経済的に破綻したからです。
これまであまり注目されてきませんでしたが、小池さんは石原さんの肝いり政策や “石原レガシー” を次々潰しています。
東京都には交通インフラ整備など、石原都知事が築いた大型レガシーがいまも残っています。積年のライバルだった蓮舫さんを叩き潰したいま、残る野望の一つが、大型再開発を梃子に、石原さんのレガシーを削り取っていくことなんですよ」(前出・自民党議員)
“2032年” の7月も、熱い1日になりそうだ……。
( SmartFLASH )