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蓮舫氏、都知事選敗北後のガリガリ姿…国政復帰狙うも立憲が悩む「選挙区探し」“ゆかりの地”には「強敵」が
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.07.12 19:35 最終更新日:2024.07.12 19:47
「選挙で落ちるというのは相当、きついですよ。精神的にもね。しかも今回は『2位は間違いない』と言われていたのに、3位でしたからね。疲れを癒やすために、しばらくゆっくりするのではないですか」
こう立憲民主党関係者が心配するのは、東京都知事選挙に同党を離党して出馬した、元参議院議員の蓮舫氏(56)のことだ。
7月7日の開票の結果、小池百合子都知事(71)に敗北を喫したが、それよりも、元広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)に逆転され、3位にとどまったことが注目を集めてしまった。
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政治部記者はこう話す。
「もともと、蓮舫氏の勝利は茨の道でしたが、情勢的に健闘はするだろうと思われていました。2025年10月までにおこなわれる衆議院総選挙に出馬する“鞍替え”もにらんでいる、と言われたものです。
しかし、今回の3位という結果で、立憲民主党の支持率自体も低下する事態になってしまいました。もう与党に『解散しろ!』と言える状況ではないですし、蓮舫氏も、国政復帰なんて悠長なことを言っている場合ではありません」
実際に開票後、3位の見通しを伝えられた蓮舫氏は、集まった支援者の前で涙を流す姿も。そのショックが体にも影響しているのか――。
選挙後の7月某日に、東京都内の自宅周辺で見かけた蓮舫氏は、帽子を目深に被り、半袖短パン姿で、愛犬・うるる君を散歩させていた。
元グラビアアイドルで、50代のいまもスラリとした体型を維持している彼女。それにしても、この日、裾や袖から見えていた腕や脚は、かなりやせ細った印象だった。もちろん、2週間以上の選挙戦による影響もあるだろうが……。
前出の立憲民主党関係者が続ける。
「インターネット上ではいまなお、蓮舫さんを批判する声があがっていますが、公示直前まで、野党候補が出せないかもしれないという状況でしたから、我が党としては出馬に感謝しかありません。
だって、決断せずに知らんぷりしていれば、彼女は参院議員として安泰だったわけです。党内からは『もう少し何とかしてあげられなかったのか?』という声が出ていますよ」
立憲の処遇も含め、今後の動向が気になる蓮舫氏だが、彼女は参院議員時代、東京選挙区から出馬していた。
政治部デスクも「選挙区はわかりませんが、東京のどこかで次の衆院選に出馬するのは間違いないだろう」と話す。
「立憲は現在、都知事選と都議補選の得票分析をしていて、野党の“棲み分け”を含めて検討しています。蓮舫氏も、その結果次第で選挙区が決まるでしょう。
今秋に自民党総裁選がおこなわれますが、その5日前に、立憲の代表選挙もおこなわれます。現在、野田佳彦元首相の出馬を待望する声が党内であがっていますが、彼が代表になって、蓮舫氏が衆院選で当選すれば、また党内の重要ポストに起用される可能性は高いでしょう」
しかし、問題なのは出馬できる選挙区を見つけられるかどうかだ。立憲民主党は現在、多くの東京都内の選挙区に支部長を選任している。
「出馬が噂されていた、新設の東京26区に該当する目黒区内での都知事選の得票でも、彼女は3位だったんです。さらに、同選挙区では、すでに立憲を離党した松原仁さんが無所属で出馬表明しています。
いわば“内紛”となれば、有権者やこれまでの支持者の反感も買うでしょうし、松原さんは選挙で、相当手強い相手です。
かといって、ほかに蓮舫氏にゆかりある選挙区が空いているわけでもないんですよ」(前出・立憲民主党関係者)
参院選で“出戻る”ということも可能だが……蓮舫氏は当分、ゆっくり休むことになってしまうのか。
( SmartFLASH )