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“確トラ”に待った! 現地で囁かれる「バイデン撤退」…「ミシェル・オバマ氏立候補」の仰天シナリオも
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.07.20 17:44 最終更新日:2024.07.20 17:44
7月13日に発生したトランプ元大統領の暗殺未遂から一週間。勢いを増す同氏に対し、対立候補のバイデン大統領は絶体絶命の状態だ。現地の一部メディアは、11月に迫った大統領選から近く撤退するとまで報じているのだ。
キー局のワシントン特派員がこう解説する。
「SNSなどでバイデン大統領の“認知レベル”を疑う動画の投稿が拡散されています。中にはホワイトハウスの女性スタッフとジル夫人を間違えてキスをしようとした衝撃的なものもありました。
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15日から始まった共和党大会では、最終的に共和党候補はトランプ氏に決まり、投資会社出身のバンス氏が副大統領候補になりました。トランプ氏が同じ白人で、アメリカ第一主義を唱える副大統領候補を選んだことで、民主党はまさに“反撃”のチャンスにあるはずなのですが、何もできていません」
この1カ月間、オマバ元大統領やペロシ元民主党院内総務、民主党議員団幹部らが、バイデン大統領に対して選挙戦からの撤退をよびかけてきたという。バイデン大統領はこうした申し出を頑なに拒否し続けたが、なぜ“心変わり”したのか。
「いちばん大きな理由は、ジル夫人の説得です。もともと大統領選への出馬経験があり、2008年の大統領選では民主党の最有力候補の一人だったバイデン氏が、まだ、無名の下院議員だったオバマ氏を逸材と認め、オバマ政権下で副大統領になることを受諾したのも、『(オバマ氏なら)確実に勝てる』というジル夫人の助言だったと言われています。
またトランプ氏の銃撃事件後に、支持率差が広がっていることを懸念した大口献金者らが献金の停止を匂わせています。つまり、人とカネの両面でバイデン大統領が追い込まれているのです」(同前)
民主党大会は、8月19日に始まる予定だ。バイデン大統領が大統領選から身を引く場合、それまでに候補者を決める必要がある。
「最有力なのは、カマラ・ハリス副大統領ですが、他の有力候補者であるカリフォルニア州知事のギャビン・ニューサム議員や、ミシガン州知事のグレッチェン・ホイットマー氏を出したところで、世論調査の結果によるといずれもトランプ氏が有利です。そんな中、唯一勝てる候補として民主党支持者が出馬宣言を心待ちにしているのが、オバマ元大統領夫人のミシェル・オバマ氏です」(前出・記者)
ミシェル・オバマ氏は、じつは2020年の大統領選でも、副大統領候補として名前があがっていたという。
「彼女は、オバマ大統領退任後に出版した自伝『マイストーリー』で、トランプ大統領の就任式典に出席した帰りの大統領専用機内で、30分以上も泣き続けたことを明らかにするほど、徹底的な“反トランプ主義者”であることを隠していません。もともと同僚だった夫・オバマ元大統領よりも弁護士事務所での評価が高かったとされ、イリノイ州の医療改革では行政手腕も発揮しています。このままトランプ氏が大統領になるくらいなら、名乗りを上げる可能性は少なからずあると言われています。その場合、ヒラリー・クリントン氏も選対に関係すると言われており、“元大統領夫人コンビ”が誕生します。さすがのトランプ氏にとっても脅威でしょう」(同前)
まだまだ“確トラ”は早いぞ!
( SmartFLASH )