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「いらんいらん」今度は「F1誘致」ぶち上げた大阪、有識者会議に近藤真彦起用の“素人”判断に火がつく府民たち
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.07.24 21:50 最終更新日:2024.07.24 21:50
万博であれだけミソをつけても、懲りないらしい──。
公益財団法人大阪観光局は7月23日、世界最高峰のモーターレース「F1」の誘致に向けて、8月にも有識者会議を発足させると発表した。
「朝日新聞などの報道によれば、大阪観光局や企業でつくる別のチームが誘致計画の概要をつくって2025年に公表し、2029年以降の誘致をめざす考えとのことです。会見で、大阪観光局の溝畑宏理事長は『誘致の背景にあるのは、F1にともなう都市のブランド力向上や、ラグジュアリー(富裕層誘致)対策だ』『(会議では)自由闊達に意見を述べていただき、今後のF1誘致に戦略として組み込んでいきたい』と話し、やる気を見せていました」(週刊誌記者)
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観光局側は、開催費用は民間で負担し、赤字の穴埋めなどに公費は使わないと説明している。だが、大阪万博では当初予算の1250億円が、いまや2350億円に倍増していることから“後出しじゃんけん”で今回も公費を使用するのではないか、と疑念の声が高まっている。このF1誘致計画に、Yahoo!ニュースのコメント欄には、
《大阪市は費用負担しないって勝手なこと言ってる、コースも決まってないのにこんなことで誘致できるのか、万博の木製リングの上でレースすれば、リング活用出来て良いじゃない。》
《都市のブランド力向上とか富裕層誘致とか、F1ってなんか儲かるらしいぞ、わーい!みたいな軽薄な感覚にしか思えないんですよね。ただ流行りモノに乗っかるだけのような》
《ほんま余計な事するなよ。F1の何を知ってやろうとしてるんだ。とりあえず何かぶち上げて予算取らないと観光局の存在意義が無いからってだけだろ?それにどうせある程度できたら外部へ丸投げして中抜きってのが目にみえてる。》
と、さんざんなコメントが並ぶ。そんななか、有識者会議に名前を連ねる著名人にも“火の粉”が……。
「10人いる有識者会議のメンバーに、近藤真彦さんの名が上がっているんです。近藤さんといえば、還暦を迎えた2024年の7月19日に、日本武道館で記念ライブを開き、1万人の超満員のファンを前に『スニーカーぶる~す』『ギンギラギンにさりげなく』など、全28曲を熱唱し、話題になったばかりです」(芸能記者)
近藤のもうひとつの顔として知られているのが、プロのレーシングドライバーだ。
「1984年にレースに初参戦したのを皮切りに、星野一義氏のもとでレース活動を始め、1988年から1993年まで全日本F3選手権に出場。1994年には世界3大レースの一つであるル・マン24時間レースに初参戦しています。この年、全日本GT選手権で外国人選手とコンビで参戦し、初優勝を果たしました。以降も、全日本F3000選手権、ル・マン24時間レースなどで入賞。2003年にレーシングドライバーとしての活動を中止し、監督業に専念していますが、その後もレースにはときどき参加しています」(モータージャーナリスト)
モータースポーツ界の顔であるマッチの参加で、F1誘致も盛り上がると大阪観光局は想定していたかもしれないが、その思惑は外れたようで、Xでは批判が殺到した。
《元F1ドライバーでもないマッチを有識者に入れてる時点で、大阪府が素人丸出しですよ》
《いらんいらん安っぽい商売と政治利用。F1の価値を汚すことになる》
《近藤真彦なんて国際イベント誘致になんの経験もあれへんやん》
“火の粉”がマッチに燃え移って、大火事にならないといいが……。
( SmartFLASH )