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「最後まで見苦しい」「無責任」岸田首相、安倍&菅政権に続く総裁選“敵前逃亡”に国民大激怒
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.08.15 12:00 最終更新日:2024.08.15 13:44
8月14日、岸田文雄首相は、9月下旬に予定されている自民党総裁選に出馬しないことを表明した。
「今回の総裁選挙では、自民党が変わる姿、新生自民党を、国民の前にしっかりと示すことが必要です」として、自身の不出馬が「自民党が変わることを示す」ための手段だと会見で強調した岸田首相。
この日のニュースは、3年間の岸田政権の検証と、次期総裁候補に関する話題であふれた。
「この流れは、3年前の菅義偉(よしひで)前首相の退陣時と酷似しています。菅氏の場合は、支持率低迷に対する起死回生の一手として、党役員人事や内閣改造を企んでいましたが、党内の理解が得られませんでした。
今回の岸田首相の場合は、解散総選挙を打って、勢力を“微減”程度で維持できれば、政権維持ができる見込みがあるかと思われていましたが、一向に収まらない“逆風”で大敗の予測もあり、なかなか踏み切れませんでした。
どちらも、9月下旬の自民党総裁の任期満了を控えた時点で、敗走を避けるために、自ら身を引いた形でしょう」(政治部記者)
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これで、2020年の安倍晋三元首相の退陣以降、岸田首相、菅前首相と、現役総裁が出馬しない自民党総裁選は3回連続となる。
さらに、その間の衆院議員選挙は、岸田首相の就任直後の2021年10月の一度だけだ。そのため、X上では、自民党総裁の“敵前逃亡”とも思える行動に怒りの声が殺到している。
《単に再選の見込みがないから総裁選から遁走?くずの言い訳。最後まで見苦しい。せめて信を問うために解散総選挙と言ってみろ!》
《先に解散総選挙やってほしかった。そこで負けて、その責任を取る形で岸田氏辞任の流れなら納得。騙されないで!トップを変えても中身は変わらないよ。自民は自民。国民の為の政治なんて考えてもいない自民党》
《無責任な責任の取り方ですねw 政界から引退するか、国民の信を問うために解散するがいいのではないか》
たしかに現在の野党を見ていると、新総裁の下で解散総選挙がおこなわれば、自民党が勝利してしまいそうなのが、有権者としてはなんとも歯がゆい状況ではある。
( SmartFLASH )