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「愚か者めが!」橋本聖子氏も丸川珠代氏も “裏金” 不起訴、SNSで吹き荒れる大憤慨
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.09.03 12:15 最終更新日:2024.09.03 12:15
結局、おとがめなし──。
8月29日、東京地検特捜部は政治資金規正法違反の疑いで告発されていた国会議員らを嫌疑不十分として不起訴にした。
「不起訴になったのは、当時、安倍派に所属していた自民党の橋本聖子参議院議員と丸川珠代参議院議員ら国会議員4人。それに、当時、二階派に所属していた山梨県の長崎幸太郎知事も不起訴になっています。
いずれも、派閥から受け取ったキックバックを自らの政治団体の収支報告書に記載しなかったなどとして刑事告発されていました。
特捜部は不起訴にした理由について、『告発事実を認めるに足る証拠を収集するにいたらなかった』としていますが、SNSには不起訴に納得できない憤慨の声が吹き荒れています」(政治担当記者)
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Xには丸川氏がかつて自ら放った言葉を引き合いにしたこんなコメントも見られる。
《「愚か者めが!」そっくりそのままブーメラン 検察も裏金議員も…ホント、この国オカシイよ!》
《いやもうオカシイ通り越して狂ってる、いやそれさえも言い表すのに軽すぎる、何だろ荒唐無稽?》
検察不信の声も多く上がっている。ターゲットは、この7月、女性初の検事総長として就任した畝本直美検事総長だ。
《もちろん、自民の解体が最優先ではありますが。畝本がいる以上、起訴は不可能ということなのでしょうか?》
《検察審査会では丸川を「公民権停止」まで勝ち取ってください。なお、畝本が存在する限り、この手の「不起訴」「検察の職務放棄」は永久に続きます。是非、権力と闘ってください。》
なぜ、畝本氏がこれほど批判されるのか。
「畝本氏は、前任の東京高検検事長のときに自民党の裏金事件を指揮しましたが、当時も裏金議員たちを次々と不起訴にしています。
女性初の検事総長になれたのは、不起訴にしてもらった自民党による “ごほうび人事” ではないのか、と就任当初からささやかれていました。今回の不起訴処分も、畝本氏による政権への忖度と疑う声が多いのです」(前出の政治担当記者)
今回、不起訴となった丸川議員は郷原信郎弁護士と上脇博之神戸学院大学教授が連名で告発したものだ。郷原弁護士は不起訴処分の報道にこうポストしている。
《丸川珠代議員は、私と上脇教授の二人で、十分な根拠をもって告発したもの。「告発事実を認めるに足る証拠を収集するにいたらなかった」ではなく、「告発事実について証拠を収集する気が最初から無かった」ということ。当然、検察審査会に審査を請求することになる》
Xでは郷原弁護士への期待の声が上がっている。検察審査会の判断はいかに──。
( SmartFLASH )