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「その程度の人物でしたか」“保守のマドンナ” 小野田紀美議員が総裁選めぐり大炎上…公明連立批判から一転、守旧派の烙印
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.09.13 17:51 最終更新日:2024.09.13 17:51
総裁選をめぐり、自民党の小野田紀美参議院議員のXアカウントが炎上している。
「9月12日、小野田議員は《岡山県選出の国会議員は全員、加藤勝信候補の推薦人となっており(総裁選選挙管理委員長の逢沢議員を除く)、その中に私も含まれることをご報告申し上げます》と投稿しました。これに対して、支持者が猛反発しているんです」(政治部記者)
小野田氏は同投稿でさらに、
《小野田経由の党員の皆様におかれましては、様々な思いを胸に党員を継続してくださっている事、党員継続申し込みフォームへ添えられているメッセージを拝読して重々承知しております。苦しい中においても党員を継続して頂いた皆様のお考えを大切にして頂き、皆様が我が国を託したいと思う候補に想いを寄せて頂きたく存じます》
と、付け加えている。長々と書かれた “補足” は、支持者の反発を予期したものかもしれない。
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「かなり婉曲な表現ですが、おそらく支持者に対し、小野田氏が推薦人になっている加藤元官房長官にとらわれず、自分の意志で党員投票をしてほしいということでしょうね」(同)
だが、支持者は簡単には納得できないようだ。Xには多数の批判ポストがあふれることになった。
《加藤さんの推薦人とはガッカリです》
《国民の生命財産より義理人情が大事ということは理解しました》
《深く失望しました。地元縛りだなんて実に下らないとお思いにならないのですか。口では繕っても貴方は旧来の政治家と変わらないのですね。さようなら》
《所詮その程度の人物でしたか。信じられないくらいガッカリしてます、もう、二度と高市氏の話や写真を貼らないでください》
「実際、自分の支持者に “自分の意志で投票してほしい” とわざわざ言うということは、加藤さんの推薦人になることは自分の意志ではない、と言っているようなものです」(同)
国会議員が、県連とのつながりや派閥など、多くのしがらみのなかで動くのは当たり前のこと。だが、小野田氏がここまで批判されるのはその “出自” が関係している。
「小野田氏は前回の改選で、小野田氏の主張する政策と乖離がある公明党の推薦を受けずに当選したことで、公明党との連立に批判的な岩盤支持層の熱狂的な支持を受けました。
つまり、これまでの “政治のルール” に縛られないところが評価されたんです。
さらに彼女は、当選後、難民申請の厳格化や外国人による政治資金パーティー券の購入禁止を主張するなど、“保守のマドンナ”として人気を博していました。
支援者からすれば、同じく保守の高市さんを支持してほしいでしょうね。有村治子議員と杉田水脈議員、小野田さんの3人が、高市さんの側近女性議員と認識されていましたから。
これまで政策がブレないことが評価されてきた小野田さんですが、守旧派の烙印が押された今回の一件は、尾を引くかもしれませんね」(同)
“古い政治” を “保守” するタイプではないはずだが……。
( SmartFLASH )