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「ひとつだけ」のはずが? 二階俊博氏の三男、街頭演説でのまさかの“言い間違い”に総ツッコミ

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.10.22 18:36 最終更新日:2024.10.22 18:36

「ひとつだけ」のはずが? 二階俊博氏の三男、街頭演説でのまさかの“言い間違い”に総ツッコミ

二階俊博氏の三男・伸康氏(写真・共同通信)

 

 今回の衆院解散をもって政界を引退した、二階俊博自民党幹事長。その“地盤”は、三男の二階伸康氏に引き継がれた。10月27日投開票の衆議院議員選挙で「和歌山2区」から自民党公認候補として出馬している。

 

 この選挙区からは、前参院議員(和歌山県選挙区)の世耕弘成氏が、無所属で鞍替え出馬している。

 

 世耕氏といえば、派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金問題での責任から離党勧告を受け、2024年4月に自民党を離党。そして、信康氏を擁立する方針の自民党に対して、真っ向勝負を挑む形となった。そのため今回、保守分裂選挙となった和歌山2区は、注目の選挙区となっている。

 

 

 そうしたなか、伸康氏が10月15日に田辺市でおこなった街頭演説でのニュース映像が、X上に共有されており、そのなかの“ある発言”が話題となっている。

 

 政治担当記者がこう話す。

 

「この映像は、10月17日に放送された『news every.』(日本テレビ系)のもので、和歌山2区を特集したニュースで流されたものです。映像では、伸康氏が有権者に訴える場面が流れました。そこで、伸康氏はこう話しました。

 

『まだ現職としての経験はゼロです。ひとつだけ、私が持ち得る武器、それは若さと、ふるさとへの思いです。私はこの国を変えたい。そして、この生まれ育った和歌山を守って、次の世代に引き継ぎたい。こういう思い一心で、この戦い、歩んでまいりたいと思います』と。

 

『ひとつだけ』と言ったにもかかわらず、続いて『若さと、ふるさとへの思い』と、2つの内容を述べたことに、疑問が集中しているのです」

 

 Xでは、伸康氏への猛ツッコミの意見が並ぶ。

 

《1つの武器→2つの武器?それとも若さと故郷への思い→どちらか1つ? の間違い…!?》

 

《この間ね、ニュースで二階さんの三男の選挙演説聞いてたんだけど「私には1つの武器があります!それは若さとふるさとへの思いです」 ハテ? 2つ言った? 2つ言わなかったかな? ってなった》

 

《確か数が数えられない 国会議員さんが他にもいたような?》

 

《もう出たか?二階三男構文?》

 

 かつて、小泉進次郎氏の同じ内容を繰り返すような、いわゆる“進次郎構文”が注目されたが、それと同じように感じているXユーザーも多い印象だ。

 

 前出の記者が続ける。

 

「単なる揚げ足取りと言われれば、そうかもしれませんが、政治家にとって言葉は使い方次第で、強力な武器にもなれば、思わぬ失態を招くこともあるため、非常に大切なものです。

 

 ですから、聴衆に向けた演説内容は、熟考したうえで発することが求められています。そうしたことを考えると、ツッコミが入るのは仕方がないでしょう。

 

 さらに言うなら、ひとつだけの武器が『若さ』というのも、ピンと来ない有権者が少なくないのではないでしょうか。85歳の父親に比べれば若いのでしょうが、20代、30代ならまだしも、本人はもう46歳ですからね。若いと言えるのかどうか……」

 

 現在、各社の情勢調査などによると、和歌山2区は世耕氏が二階伸康氏らを抑えて優勢となっているとされる。

 

 選挙戦は1週間を切ったが、伸康氏の数え間違いは“痛い失策”になったかーー。

( SmartFLASH )

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