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【独自】玉木雄一郎氏実弟「3000万円詐欺」疑惑で告訴「俺の兄は国会議員」被害者が憤るだましのセリフ
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.11.14 16:16 最終更新日:2024.11.14 16:27
本誌は11月11日、元グラビアアイドルで香川県の高松市観光大使を務める小泉みゆき(39)と、先の総選挙で目覚ましく躍進した国民民主党の玉木雄一郎代表(55)との不倫を報じた。じつはこの日、神奈川県警にはある告訴状が届いていた。
「告訴状は11月8日に発送され、11日に神奈川県警に届いていることが確認できています。これで正式に受理されることになりそうです」
そう語るのは、神奈川県内で飲食店を経営するAさんの代理人弁護士だ。告訴状には、玉木代表の実弟、玉木秀樹氏を詐欺罪で告訴すると記されてあった。本誌は7月にAさんを取材し、その憤る思いを聞いていた。
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「ある人物を介し、玉木秀樹氏からの『3000万円を出資して、UAEのドバイに自動車のガラスコーティング会社を新規設立しないか』という依頼を持ち掛けられました。コーティング事業は金回りが悪くないし、『ドバイ王族を顧客にできる』という。秀樹氏が私の会社に来て、コーティングの実演も見せてくれた。それで、これは怪しい話ではないと思ったのです。出資金を渡す際には、秀樹氏が香港に所有している不動産を担保にするという話でした」
Aさんが秀樹氏を信用した最も大きな理由は、秀樹氏が雄一郎氏の弟と紹介されたことだった。
「秀樹氏は『俺の兄は国会議員をやっているから、信用してください。変なことはしませんから』と言っていたのです」
結局Aさんは、2023年6月に会社設立のための業務委託契約を秀樹氏との間で結び、出資金3000万円を渡した。契約内容は、3か月後に元金を返却し、以降は事業利益の30%が支払われるというもの。だが、契約後は一向にドバイでの会社設立や事業は進んでいないことが判明したのだ。
「秀樹氏に何度も問い合わせても、『ドバイに会社を作れない』と言うばかりで、元金の返済もなく、次第に連絡も取れなくなりました。そこで初めて『これは詐欺ではないか』と感じ、1月に警察に相談に行ったのです」
結局、秀樹氏からの連絡はなく、Aさんは刑事告訴に踏み切ることにした。Aさんの代理人弁護士はこう話す。
「ドバイでの会社設立の実態がなく、それらしい社名があるだけという話でした。秀樹氏が相手を信用させるため、国会議員の兄の存在を利用していたことも強く問題視しています」
Aさんはさらにこう話す。
「今回改めてドバイで確認したところ、現地ですでにコーティング業で実績があると言っていた会社や、その代表者も実質的に存在していないことがわかりました。明らかな詐欺行為です」
こうした告発を受け、今回の件について本誌は、7月に秀樹氏を直撃した。その時の秀樹氏の言い分はこうだ。
「Aさんの元金は、Mという人物とIという人物に抜かれたんです。『Aさんからお金を引っ張ろう』として、その窓口を僕にやらせるという絵を描いたんです。僕は利用された被害者ですよ。東京だけで詐欺師が何人いるか知っていますか。20万人です。詐欺師の隣にいただけなのに、首謀者は僕になってしまいます」
そう訴えた秀樹氏はさらに、「身辺には気をつけな」と本誌記者を脅迫したのだ。また当時、雄一郎氏の事務所に、秀樹氏のトラブルを尋ねると、「秀樹氏とはこの数年、連絡を取っておりません。事実かどうかも含め、まったく承知しておりません」との回答があった。
それから4カ月。被害者はこの間、秀樹氏が騙るドバイの企業について改めて所在を確かめるため、現地調査を行った。その結果、秀樹氏のいう会社の住所は地元のシェアオフィスに過ぎず、代表者も駐在していないことが判明したという。これをもってAさんは告訴に踏み切り、11月14日、神奈川県警がこれを受理したというのだ。
告訴状によると、「被告訴人は兄が国会議員であることを利用して相手方の信用を得、多額の金銭を騙し取るという極めて巧妙、悪質な詐欺行為である」との記載が……。さらに、「被告訴人はほかにも兄の名を使用して信用を得て多額の金員を騙し取る行為を行っていると思われ」などの記載もあった。
Aさんの弁護士はこう語る。
「神奈川県警は告訴について前向きに考えており、捜査に期待したい」
不倫が発覚した雄一郎氏と、詐欺に問われている秀樹氏。兄弟ともに正念場を迎えているようだ。
( SmartFLASH )
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