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“わずか5分”石破首相 トランプ新大統領との短すぎる電話会談から透けた「日本の優先順位の低さ」…面会も調整困難で「事態は深刻」自民議員こぼす

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.11.15 15:55 最終更新日:2024.11.15 15:55

“わずか5分”石破首相 トランプ新大統領との短すぎる電話会談から透けた「日本の優先順位の低さ」…面会も調整困難で「事態は深刻」自民議員こぼす

第103代首相に選出された石破茂氏(写真・長谷川 新)

 

 11月14日、APEC首脳会議とG20リオデジャネイロ・サミットに出席するため、最初の訪問地であるペルーに向けて出発した石破茂首相。その帰路、米国のフロリダに立ち寄り、トランプ氏と面会する計画だったが、11月15日、朝日新聞デジタルが、複数の日本政府関係者の話として「トランプ氏は新政権の人事の調整を本格化させており、日程の調整が難航している」と報じた。

 

「石破首相は大統領選後の7日、トランプ氏と電話会談をし、そのときは記者団に『早期に対面で会談することで一致した』と語っていました。しかし会談の実現は難しい状況のようです。

 

 

 自民党関係者によると、トランプ氏は石破首相だけでなく、各国トップの面会申し入れも断っているということですが、額面通りに受け取る向きは少ないですね」(政治担当記者)

 

 産経新聞によると7日、トランプ氏が石破首相と電話で話した時間はわずか5分だったが、石破首相の2時間前に韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と12分間、また前日にフランスのマクロン大統領とは25分間話したという。

 

「石破首相との電話が短時間になった理由について、同党の小野寺五典政調会長は10日放送の『日曜報道 THE PRIME』(フジテレビ系)で語っています。小野寺氏によると、『トランプ氏はもっと話したかったようだが、(トランプ氏が)会合を中座して出てきてくれていたので、首相が配慮して早めに戻ってもらった』とのことでしたが、その会合というのはパーティ形式だったとも伝えられています。

 

 自民党議員からは『パーティの合間にしかスケジュールをとってもらえなかったのか』とがっかりする声があがっています。

 

 さらには『トランプ氏は、2025年の参院選で自民党が負けて石破首相が交代するとみている。そのため、早々に石破首相に会う必要はないと考えているのだろう』と勘繰る議員もいます」(前出・政治担当記者)

 

 Xにも

 

《石破さん、トランプさんと会えないみたいだし、力ねぇなぁ》

 

《大親友の安倍さんの敵って認識されてる》

 

《「(トランプ氏とは)なるべく早く会談をしようということで一致した」と言うのは、聞き間違いだったのでしょう。トランプ共和党内での石破さんの優先順位がわかる時が来ますね。》

 

 など「がっかりポスト」が多数投稿されていた。

 

 自民党議員のひとりは「もし、次も会談を断られたら相当、事態は深刻ですよ」と心配する。その予感が当たらないことを祈るばかりだ。

( SmartFLASH )

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