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「反省する気がない」破廉恥パーティで辞任した元首相の孫、辞任から8カ月で昇進の驚愕…党幹部は「適材適所」のゴリ押し

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.11.18 13:49 最終更新日:2024.11.18 13:49

「反省する気がない」破廉恥パーティで辞任した元首相の孫、辞任から8カ月で昇進の驚愕…党幹部は「適材適所」のゴリ押し

問題となった懇親会をめぐり、取材を受ける中曽根氏(写真・共同通信)

 

 2023年11月、和歌山市で開かれた自民党青年局の近畿ブロック会議。その際の懇親会で、露出の多い衣装を着た女性ダンサーらが、一部の参加者と体を密着させ、口移しでチップを渡していたことを産経新聞が報じたのは3月8日だった。

 

「報道後、SNSには《絶望的光景です》《眩暈と、吐き気が… 本当に、気持ち悪い》など嫌悪のコメントが殺到。3月9日放映の『ウェークアップ』(日本テレビ系)に出演した山崎怜奈さんも、『こういうニュースが流れること自体、ちょっと気持ち悪いなってゾッとしました』とコメントしています。

 

 この騒動の責任を取り、懇親会を企画した和歌山県連青年局長の川畑哲哉和歌山県議が役職を辞任して離党。懇親会に出席していた党本部の藤原崇青年局長(現在落選中)、そして現在も衆院議員を務める中曽根康隆青年局長代理も、党に役職辞任届を提出して受理されました」(政治担当記者)

 

 

 その中曽根氏が、11月15日の総務会で「青年局長」に就任することが報告された。不祥事の責任をとってやめたはずだが、驚くことに「出世」して戻ってきたのだ。

 

「中曽根氏は中曽根康弘元首相の孫で、中曽根弘文元外務相の長男です。証券会社勤務、弘文氏の秘書を経て、2017年の衆院選で比例単独で初当選。2021年の衆院選から群馬1区で立候補。10月27日の衆院選では開票0%で3回目の当確が打たれました。

 

 群馬では『小渕』『福田』『中曽根』のブランドは大きく、同県には『代々、自民党員です』という方も多いので、『ドリル優子』と呼ばれながらも要職に就ける小渕優子衆院議員と同じで、中曽根氏も重用されるのです」(自民党担当記者)

 

 鈴木俊一総務会長は、一連の党人事について、11月15日の記者会見で「適材適所で決められたものだ」とゴリ押しを正当化。だが、一度スキャンダルで役職を辞任した人間を、再登用することが “適材適所” といえるのか。

 

 実際、Xでも、この起用に疑問の声が渦巻いている。

 

《過激ダンスショー開催で反省中だったのでは?》

 

《誤字誤植?性年局長だろwww》

 

《#中曽根康隆 先生は何もなかったように局長を受けるのか》

 

《反省する気がないって言ってるようなもの》

 

 中曽根氏は自身のInstagramで、《歴代局長たちが脈々と引き継いできた青年局の歴史と伝統を胸に、次世代を担う責任世代としての自覚を持ち、誇りと熱量を持って活動を展開して参ります》と意気込みを語っている。破廉恥な歴史だけは、繰り返さないでいただきたい。

( SmartFLASH )

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