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安倍昭恵さんがトランプ氏に夕食会招かれ「政治活動」への期待値が急上昇、気になる転身の可能性は?
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.12.15 19:10 最終更新日:2024.12.15 19:10
12月14日、トランプ次期アメリカ大統領に招かれた故・安倍晋三元首相の妻、昭恵さんがアメリカ・フロリダ州のマイアミ国際空港に到着した。翌15日にはトランプ氏の自宅「マール・ア・ラーゴ」で、メラニア夫人も同席するプライベート夕食会に出席する。
「安倍元首相が亡くなってから、トランプ氏は何度か昭恵さんに電話をして、お悔やみや近況報告を交わしていたということです。
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今回の訪米もトランプ氏の個人的な招待ということで、日本政府は林芳正官房長官が12月12日の会見で『政府としてコメントする立場にないと考えている』と答弁するなど、“ノータッチ”を強調しています。
それもそのはず。11月、石破首相はペルーで開催されたAPEC終了後にトランプ氏との会談を模索しましたが、トランプ氏サイドから『大統領就任前にはどの外国首脳とも面会しない』と断られたのです。
にもかかわらず、その後トランプ氏はカナダのトルドー首相やフランスのマクロン大統領と面会しており、石破首相としては手のひらを返された形になっています。そして今回は、『私人』で『プライベート』とはいえ、元首相夫人と会うのですから、石破首相の胸中は複雑でしょう」(政治担当記者)
政治アナリストの伊藤惇夫氏は、政府と昭恵さんとのギクシャクした関係をこう語る。
「もともと昭恵さんと石破首相とは距離がありますから、日本政府にも訪米することは報告していないでしょう。
仮に報告があったとしても、政府としては昭恵さんに依頼する案件などありませんし、もしアメリカと勝手に何かを約束されたら困りますしね」
今回の訪米を含め、現在、永田町では昭恵さんの「政治活動」が話題になっている。今年10月の衆院選挙では候補者の応援で東奔西走したが、安倍元首相と交流が深かった外国の要人とも相次いで会談しているのだ。
「5月20日には台湾の頼清徳総統就任式に出席。その後、頼総統と会談。9月6日にはインドを訪問してモディ首相と会談。さらに今年はタイ、インドネシア、フィリピン、オランダ、スペインなども訪れています。まるで安倍元首相が掲げた『地球儀を俯瞰する外交』を継承しているかのようです」(自民党関係者)
Xには《日本の首相や外務大臣よりも外交力のある昭恵夫人》《昭恵さんを外務大臣に!》《日本の真の外交官 安倍昭恵さん》などのポストが殺到しているが……。昭恵さんの「政治活動」はありうるのだろうか。前出の伊藤惇夫氏はこう見ていた。
「(ファーストレディの頃から)政治的な行動は好きではなかった方ですから、自らが立候補したり、政党を作ったりということはないと思います。突然、政治に目覚めるということはないでしょう。
ただ、昭恵さんには安倍元首相から受け継いだ政治資金(約2億1000万円)があります。それを政治のために使いたいという思いはあるでしょうね」
とにかく“活動的”な昭恵さんだが、「何か行動をすると、結果として目立ってしまう」(伊藤氏)という特異体質でもある。今後はどんな話題を振り撒いていくのか――。
( SmartFLASH )