「トランプ大統領とゴルフしないと」国民民主・玉木代表、地元で“首相気どり”の大放言も「不倫問題」華麗にスルーの“厚顔無恥”

 

　本誌「SmartFLASH」が報じた元グラビアアイドル・小泉みゆきとの不倫を受けて「役職停止3カ月」処分中にある国民民主党の玉木雄一郎代表。

 

　1月1日、地元である香川2区内の坂出市に本社があるケーブルテレビ局・KBNの『新春特番 国会議員に聞く』に出演した。

 

　司会者から「衆議院議員選挙もありましたけれども、2024年は玉木議員にとってはどんな1年でしたか」と聞かれ、「選挙前の7議席から28議席へと4倍に議席を増やすことができて、自分にとっても、国民民主党にとっても大きな変化の年になったと思います」と、玉木氏は振り返った。

 

　また、その後の国会論戦などを思わせるように「国民民主党の相対的な責任と役割が大きくなって、いろんな形で、これまで実現できなかった政策などが少しずつ実現するようになってきた、あるいはそれを実現する力を持つことができたということで、私にとっても国民民主党にとっても、大きな変化の節目の年だったなといえますね」とも語っていた。

 

　政治担当記者はこう話す。

 

「番組内で、玉木さんは『103万円の壁』を取り払う“手取りを増やす政策”や、今後はガソリン減税もやっていきたい旨を述べていましたが、自らが食らった不倫スクープについては完全にスルーしていましたね。

 

　司会者がこの問題を質問しなかったからでもあるでしょうが、期待して投票した多くの有権者を失望させる行動だっただけに、1年の振り返りの冒頭で陳謝くらいはあってもよかったかなという声が聞かれます。

 

　さらにその話題よりも、番組内で玉木氏が話したゴルフに関する内容について、ちょっとした批判がインターネット上で起きてしまっています」

 

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　話題になっているのは、番組の終盤に司会者から「健康とか、体のメンテナンス的に気をつけていらっしゃることってあるんですか」と聞かれた玉木氏が、次のように述べたことだ。

 

「長くやってなかったゴルフを、ちょっと復活しようかなと思って。いざとなったらトランプ大統領とゴルフしないといけないかなあ、と思って。

 

　安倍（晋三）さんはやってたけど、石破（茂）さんはしないのかなあ、と思ってね。ちょっとね、なんかいろいろ揉めたら、石破さんがゴルフできないんだったら、私が行ってゴルフしようかなと。あはは（笑）」

 

　こんな“首相気どり”の発言に関して、X上では《調子乗りすぎ》《28議席しか取れてないのだから、190議席取った政党の党首に対し、リスペクトを忘れちゃいけないと思う》《気分は総理》など、玉木氏をやんわりと批判する声があがっている。

 

　同番組はKBNの公式YouTubeチャンネルにアップされている。番組を観た自民党ベテラン秘書は「たしかに玉木さんは調子に乗りすぎではないかと。首相にでもなったつもりなんですかね」と話していた。

 

　玉木氏は、2024年12月4日に役職停止を受けても“一議員”として、情報発信に余念がない。

 

「役職停止中ですが、その後もテレビ、ラジオ、ネットの動画配信などに出演し続けています。街頭演説でも真っ先にマイクを握り、演説を始める玉木さんを見ていると『どこか役職停止中なのか』と思ってしまうほどです。党内からも『何のための処分だったのか』といった疑問の声も出ています。

 

　活字記事やテレビの字幕では『玉木雄一郎代表（役職停止中）』と表示されることが多いのですが、KBNの番組では、テロップで『玉木雄一郎衆議院議員』と出ていましたし、司会者は『玉木議員』と呼んでいました。役職停止中ですから、このほうが自然だと思いましたね」（前出・政治担当記者）

 

　玉木氏は、新春だからと“大きな夢”を見ていたのだろうかーー。

( SmartFLASH )