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沖縄暴力団・旭琉會新会長が6団体あいさつ回り“ご祝儀”は「全部で数千万円」の大盤振る舞い

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記事投稿日:2025.02.16 17:41 最終更新日:2025.02.16 20:23
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
沖縄暴力団・旭琉會新会長が6団体あいさつ回り“ご祝儀”は「全部で数千万円」の大盤振る舞い

沖縄暴力団・旭琉會の糸数真新会長(写真・梅基展央)

 

 2月14日、都内某所に降り立ったのは、沖縄県に本部を置く指定暴力団旭琉會の面々だ。緊張した面持ちとは裏腹に、手にはカラフルな紙袋を下げている。

 

「沖縄の酒として有名なオリオンビール、定番の紅いもタルトなど、『いかにも沖縄のお土産』といった商品の紙袋が見られましたね。おそらく、沖縄のお酒とお菓子などを、本土の団体へのお土産として持ってきたのでしょう。それを5団体分持ってきているので、大変だったと思います」

 

 そう語るのは、関東在住の暴力団関係者だ。

 

 

 旭琉會は2月8日、2代目旭琉會会長に糸数真氏が就任する、代替わりの儀式を行った。旭琉會は2019年7月に富永清前会長が死去して以降、5年半の間会長が不在だったが、今回新たに新会長が決まったものだ。

 

「旭琉會は、これまで内紛が絶えず、分裂抗争を繰り返してきた。それを統一したのが前会長だったが、前会長死去後は、なかなか新会長を決めることができなかった。

 

 そんな状態のまま5年が経過して、今回やっとトップが決まったことで、本土の組に就任のあいさつができるようになった」(前出の暴力団関係者)

 

 旭琉會があいさつに回ったのは、12日に六代目山口組、14日に稲川会、住吉会、極東会、松葉会、双愛会の関東の5団体。14日は、1日で六本木や銀座、新宿、浅草、千葉を回らなければならないため、かなりのハードスケジュールだったに違いない。

 

「特に旭琉會は稲川会との関係が深く、14日のあいさつ回りには稲川会が車を手配、ホスト役を務めました。

 

 旭琉會は、これまで、本土のヤクザ組織にいわゆる“研修組員”を送り、ヤクザ世界のしきたりや文化を学ばせ、沖縄に持ち帰ってこさせてきた。そうした人的な繋がりは、やがて“兄弟分”に発展することもあります。

 

 こうした繋がりの中で、現状一番関係が深いのが、ホストを務めた稲川会だったのでしょう」(同前)

 

 ちなみに、通例では新会長就任のあいさつ時に“ご祝儀”が渡されることになっているという。今回の場合は、一体いくらほどなのか。

 

「おそらく、稲川会は1000万円ほどではないでしょうか。そのほかの団体は300万円から500万円といったところでしょう。各組織とも、稲川会の1000万円を超えて渡すことはないと思います。

 

 六代目山口組も300万円から500万円とみられます。ただ、今後旭琉會とより深い付き合いをしたいと思った場合は、さらに金額を上積みするでしょうね。すべて合わせれば、数千万円に上るでしょうね」(同前)

 

 ヤクザ界にとっては世知辛い世の中とはいえ、新会長就任のご祝儀ともなれば、ケタが違う!

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