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橋下徹「卑怯な選挙」立候補表明の泉房穂氏を猛批判、7分間の熱弁に視聴者反発

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記事投稿日:2025.03.26 20:00 最終更新日:2025.03.26 20:11
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
橋下徹「卑怯な選挙」立候補表明の泉房穂氏を猛批判、7分間の熱弁に視聴者反発

ことあるごとに泉氏を批判する橋下氏

 

 元大阪府知事、元大阪市長の橋下徹氏が、3月24日の『旬感LIVEとれたてっ!』(関西テレビ)の生放送で、元明石市長の泉房穂氏を7分間にわたって怒涛の猛批判。SNS上で物議を醸している。

 

 同日、神戸市内で記者会見を開いた泉氏は、「国民の方を見ていない政治を放置できない」と語り、今夏の参院選で兵庫選挙区(改選数3)への無所属出馬を表明。「本気で政権を取りに行く」と意気込みを示していた。

 

 だが、この会見の裏でおこなわれた生放送で異を唱えたのが橋下氏だ。

 

 

「『とれたてっ!』にリモート出演していた橋下さんは『政治の世界って本当に戦いですから、気迫・覚悟が一番重要なんです』と力説。その上で、泉氏の地元の選挙区について説明。衆議院の小選挙区ではすでに西村康稔元経済産業相が当選していることを挙げ、『泉さん、ここでは勝負を避けているんです。泉さんは衆議院の小選挙区では今まで勝ったことがない。参議院選挙は3人当選で、ある意味楽な選挙です』と指摘しました。

 

 そのうえで、『政権交代やるなら、衆議院の議席取らないとダメですよ。一番しんどいところを避け、西村さんの首を他人に任せ、自分は安全圏、メディアで名前を売って当選しやすい参議院に手を挙げるのは、国会議員になりたいだけなのか』と声を荒らげました。

 

 さらに『泉さん、参議院選挙で当選しても、誰も国会議員ついてこないですよ。こんな卑怯な選挙やったら』と断言しました。泉氏への“攻撃”は約7分間にも及び、スタジオにいたハイヒール・リンゴさんは『これテレビで流れてるんですよね』と絶句していました」(芸能記者)

 

 あまりに長時間におよぶ執拗な攻撃に視聴者からX上で、

 

《むしろ橋下徹は何が出来る?》

 

《そんなに悔しいなら自分も出たらええがな》

 

《橋下徹、もう出てくんな!!何も言うな!!》

 

 など反発が相次いだ。なぜ橋下氏はここまで泉氏への当たりが強いのだろうか。

 

「この背景には、25年来の複雑な関係があります」と語るのは政治部記者だ。

 

「2人は司法修習生時代の同期で盟友でした。彼らはその後、それぞれ政界に進むわけですが、その政治的な信条やスタンスが全く違うのです。橋下氏の思想は新自由主義的なのに対し、泉氏は弱者救済の発想に近い。とりわけ橋下氏が泉氏にかみつくことが多く、『とれたてっ!』の放送後もXで泉氏に対して『自分ならできるという奢り。泉氏のレベルでは何もでけへん』『明石市長時代も市議会で泉派は5人だけ』と批判を展開しています。

 

 一方、1人で熱くなっている橋下氏をさらりとかわしているのが泉氏。今回の会見中、メディアからの質問に『私からすると、橋下徹氏もいつまでも政治評論家やっとらんと、立候補しはったら?とは思います』と、どこまでも冷静でした。同じ弁護士出身で鋭い舌鋒という点では2人とも似たもの同士です。一種の同族嫌悪なのかもしれませんね」(政治部記者)

 

 犬猿の仲による場外乱闘はまだまだ続きそうだ。

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