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司忍組長の「サングラス」大名行列に新横浜駅が騒然!垣間見られた六代目山口組の「今後」

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記事投稿日:2025.04.29 11:00 最終更新日:2025.04.29 11:00
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
司忍組長の「サングラス」大名行列に新横浜駅が騒然!垣間見られた六代目山口組の「今後」

竹内照明若頭は、司忍組長とともに清田次郎総長宅へ向かった。司組長の左後ろにいるのが竹内若頭(写真・保坂駱駝)

 

「だれか芸能人が来るの? 有名人ですか?」

 

 4月22日、新幹線新横浜駅は午前中から騒然とした雰囲気に包まれていた。周辺には高級バンが並び、捜査員や組員、報道陣が行き来する。その数50人ほどにのぼっていた。駅を利用する乗客らは冒頭のように聞いてきた。ヤクザ界に詳しいジャーナリストが、こう話す。

 

 

「有名芸能人が出てくるかと思って改札口を見ていた女性客も大勢いました。みなスマホを掲げて写真を撮ろうと構えていた。ところが、サングラス姿の司忍組長が強面の組員らを従えて現われると、みな唖然とした様子で、すぐに蜘蛛の子を散らすようにいなくなりましたよ」

 

 駅構内は、司組長の健在ぶりに圧倒された雰囲気となった。いったい、なにがあったのか。

 

「21日、東京に本部を置く稲川会のトップ清田次郎総裁が死去した。そのため、六代目山口組の司組長、髙山清司相談役、竹内照明若頭が急遽弔問に来ることになった。稲川会の内堀和也会長と竹内若頭は兄弟分でもあり、両団体は親交が深かったため、すぐに弔問に訪れた」(前出・ジャーナリスト)

 

 それだけではない。竹内若頭にとってみれば、新たな役職に就任して初の表舞台といっていい。前出のジャーナリストが続ける。

 

「六代目山口組は、4月18日に執行部会を開き、新人事を発表したばかり。そこで、髙山氏が若頭から新ポストの相談役に、竹内氏が新たに若頭に昇進した。竹内若頭はいずれ七代目組長に就任すると見られており、まずはその一つ下の役職である若頭に就任する形になった。

 

 それからわずか3日後、稲川会の清田総裁が亡くなったため、竹内氏は若頭として、初めて司組長らと横浜に降り立った」

 

 確かに、今回の往来では “ある変化” があった。都内在住の暴力団関係者がこう話す。

 

「これまでなら、司組長と髙山相談役が一緒に来たが、今回はその2人が揃って歩く姿はなかった。代わりに、竹内若頭と髙山相談役、竹内若頭と司組長の組み合わせが見られた。六代目山口組の “重役” 2人それぞれと連れ添ったことで、竹内若頭が組の中枢にいることをアピールする、いい機会になっただろう」

 

 いまも健在な司組長の影響力のもと、竹内若頭が組を引っ張っていくのだろう。六代目山口組の今後が、新横浜駅で垣間見えた。

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