
10月30日深夜、都内のバーで元グラドルと密会した後に“変装”するかのように、フードを被って出てきた玉木雄一郎氏(写真・皆川拓哉)
「デマのようなことを飛ばすのは、止めてください!」
5月27日、定例会見で怒号を飛ばしたのは、国民民主党の玉木雄一郎代表だ。会見に出席していた政治部記者がこう明かす。
「質問したのは、私が知る限りでは初めて出席した記者だと思います。質問内容は、国民民主党の支持率下落に関するものでしたが、『玉木氏に新たな不倫疑惑が報じられている』と付け加えたんです。玉木さんも驚いた様子で、『え、誰に?』と、聞き返していました。出席した記者らは一斉に、携帯でニュース検索をしていましたが、それらしい記事が見つからない。玉木さんも、『具体的に何ですか?新しい疑惑というのは』と、記者に逆質問をしたところ、記者からは具体的な媒体名は出たものの、『新たな不倫疑惑です』としか答えず、今一つ質疑がかみ合わず要領を得ませんでした。
玉木氏は、すでに半ばキレ気味で、『知りませんよ。ここでそういうことを言うのは止めてください。事実に反します、否定してください。本人が否定します』と、かなり強い調子で反論をしていました」
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記者はそれでも引き下がらず、支持率低下の要因として、参議院比例代表の山尾志桜里氏に原因があるのではないかと繰り返し質したが、玉木氏はこれに応じず、「以前の会見で答えています」とだけ答え、次の記者を指名したという。
「党職員が後から確認したところだと、記者は政治系の動画配信者の可能性があり、受付で名乗ったニュース媒体には実際には所属していない疑いもあるようです。
定例会見で玉木氏が感情をあらわにするのは珍しいですね。“新たな不倫”とは、ウェブニュースメディア『アクセスジャーナル』に掲載されている、国民民主党議員の不倫疑惑を週刊誌が取材している、と報じた記事を勘違いして質問した可能性がありそうです」(政治ジャーナリスト)
とはいえ、玉木氏がここまで激高することにはそれなりの理由があるという。
「ある20歳代の女性職員について、玉木代表と親しい関係にあることを匂わせるような記事がネット上に掲載されたことがあるんです。女性職員は自身の経歴として玉木事務所秘書と記したうえで、次の都議選の候補になる予定です。もともと政治家志望の職員ですが、もう少し経験を積んでから立候補させたほうがいいという意見が大勢を占める中、玉木代表としては、出馬させたいという意向だそうです。
もちろん、なにか不適切な関係があるということはないにせよ、お気に入りの女性を引き上げたという憶測を招きかねない。彼女のことが念頭にあったので、玉木代表が怒ったのではないかと関係者の間で囁かれています。
自身と山尾志桜里さん、さらに離党した平岩征樹さんと、不倫問題で釈明に追われている状態なので、非常に敏感になっているのは間違いないでしょう」(国民民主党関係者)
次から次に政策以外のことに注目が集まっているーー。