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新大臣・小野田紀美氏、女子高時代の“ダンス”姿を発掘! 小学生で「夢は総理大臣」地元・岡山での素顔

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記事投稿日:2025.10.25 18:43 最終更新日:2025.10.25 18:44
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
新大臣・小野田紀美氏、女子高時代の“ダンス”姿を発掘! 小学生で「夢は総理大臣」地元・岡山での素顔

内閣入りをはたし、ひな壇に並ぶ小野田紀美経済安保担当相(写真・長谷川 新)

 

 10月21日に発足した、高市早苗首相による新内閣。憲政史上初の女性首相ということもあり、その手腕には大きな期待がかかっている。とくに注目を集めているのが、今回、初入閣を果たした小野田紀美氏だ。

 

「元は茂木派ですが、今回の総裁選では当初から高市さんを支持し、“チーム・サナエ”のキャプテンを務めました。公明党嫌いで有名な保守派ですから、高市さんとはかなりウマが合うのでしょう。今回は、経済安全保障担当相と、『外国人との秩序ある共生社会推進担当相』を任命されました。とくに外国人担当相は、今後、注目を集めるでしょうから、強硬な政策を次々とぶち上げるのではないでしょうか」(政治担当記者)

 

 すらりとしたスタイルと、キリっとした目力から、“保守のマドンナ”と呼ばれることもある小野田氏。その生い立ちは複雑だ。

 

「米国・シカゴで生まれ、父は米国人、母が日本人です。1歳から岡山県で暮らしていますが、2歳のときに父が蒸発し、以来、苦労したそうです。地元にある私立清心中学校・清心女子高等学校を卒業後、拓殖大学に入学。オタクを自称しており、卒業後はゲーム・CD制作会社に務めていたこともあるそうです」(同前)

 

 小野田氏の地元・岡山県瀬戸内市は瀬戸内海に面し、農業や漁業を中心とする人口約3万5000人ののどかな地だ。市内には国内で唯一、国立ハンセン病療養所が2つあり、国家権力による差別と人権侵害の歴史も色濃く刻まれている。

 

 小野田氏はいったいどんな子どもだったのか。

 

「ちびっこ相撲の“横綱”だったんです。誰も勝てなかったですね」

 

 と振り返るのは、同じ小学校に通っていた同級生だ。

 

「当時から背が高く、力が強かったんです。男の子も吹き飛ばしていたほどです。綱引きも得意で、チーム分けをするときは『“きみちゃん”がこっちでよかった!』と人気者でした」

 

 小学3年生にして、大臣どころか総理大臣を目指していたという。

 

「正義感が強くて、悪いことをしていたら、『コラッ!』と相手を叱るタイプでした。納得いかないことがあれば、先生に対しても手をあげて質問していました。よく覚えているのは、小学3年生か4年生のころ、将来の夢を語り合うとき。みんなはパン屋さんやお花屋さん、プロ野球選手と言っていたなか、彼女だけは『総理大臣になる』と言ったんです。『日本を変える。自然破壊はいけない』と。私たちは意味が分からないのに、きみちゃんは『山を削って、道を作ったりするのは好きじゃない』と言っていました。たしかに木や花が好きで、とくに小学校の校庭にあるクスノキを大切して、まわりを掃除していました。いまも地元に帰ってきたら、『何か困ったことはない?』聞いてくれます。彼女は妹の娘さんのことをとてもかわいがっていて、地元では『仕事を忘れて遊べる』とうれしそうです」(同前)

 

 小野田氏の正義感や責任感については、瀬戸内市議会議長の小野田光氏も太鼓判を押す。

 

「小学校時代、集団登校でうちの娘を迎えに来てくれていたんです。娘が遅れるときもあって、『先に登校しておいて』と言っても、ずっと待ってくれていた。『班長なので、そんなことはできません』とね。当時から責任感の強い子でした。背が高く、活発で、面倒見もいい。ただ、彼女はハキハキとものを言うので、大臣になったのは半分期待、半分心配ですね。揚げ足を取られないか、心配ですよ」

 

 娘が中学・高校の同級生だったという地元住民はこう証言する。

 

「学校からの帰宅途中、うちに寄って娘とダンスをしていました。ざっくばらんで、人柄がいい子でしたね。人見知りせず、活発でしたよ。中高時代から、性格は変わっていないんじゃないかな」

 

 本誌は、小野田氏の高校の卒業アルバムを入手。人一倍すらりとしたスタイルで存在感を放ち、体育祭ではピンクのタンクトップで元気に踊る姿がおさめられていた。女子校のアイドル的存在だったようだ。

 

 大臣就任に湧く地元だが、実母に取材を申し込んだところ、小野田氏の妹で、過去に秘書を務めていた理沙さんから断りの連絡があった。

 

「小野田氏はいまどきというか、メディア嫌いで、SNSで自分から発信することを好みますからね。大臣就任後、Xでは次々と『ブロックされた』という報告があがっています。しかし、内閣に入ったわけですから、自分の“敵”と“味方”を分けて考えるようなスタイルには、危うさも指摘されています」(前出・政治担当記者)

 

 高市内閣で爪痕を残し、“将来の夢”をかなえられるだろうか。

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