
高市早苗首相(写真・JMPA)
《【大拡散希望!】難しいことは言いません。次は絶対に『自民党』に投票しないで下さい。》
1月27日に公示された衆院選。28日には、ミュージシャンでタレントの、うじきつよしがXを更新。冒頭のように切り出し、自民党以外への投票を呼びかけたことが物議を醸している。
「うじきさんは冒頭の一文に続けて《「他より良さそう」「永年支持」皆さん全員です。さもないと、今の日常の安全『幸せ』がもれなく失われ、今がキツい人は、間違いなく更なる苦境、貧乏に貶められます。じゃあどこに投票するのか?》と投稿しました。
続くポストで《比例は『共産・れいわ・社民』のいずれかに、必ず投票して下さい》と投げかけ《単独は、3党の候補者があなたの選挙区にいなければ、『中道』の候補者に投票してください。3党(予備で中道)以外には絶対に投票しないで下さい》と有権者に求めました。
最後は《自称富裕層の方たちも、よろしくお願いします。荒廃していく社会で暮らしたいですか?》とつづり、投稿を締めています。知名度のあるタレントが『この党に入れてください』と具体的に促すのは異例といえるでしょうね」(政治担当記者)
うじきのポストに対して、コメント欄には《もう、それしか手段は残っていません》と共感の声もあるものの、一方で、
《気持ち悪すぎる投稿、逆効果 この投稿がむしろ無党派層を自民党に流しますよ ほんとセンスないなぁ》
《少なくとも共産とれいわには投票しません》
といった声のほか、うじきがプロデュースに関わった『北斗の拳2』の主題歌「TOUGH BOY」の歌詞にかけて《中道、共産、れいわ、社民、こいつらが支配する世界って、まさに世紀末》など、非難が集中している。
「うじきさんは、2024年5月21日には共産党の機関紙である『しんぶん赤旗』のインタビューに登場するなど、『反自民』のスタンスを日ごろから公言しています。
2024年4月には自民党派閥の裏金問題について、自身のXで《少なくとも現状、85人もの犯罪者が蠢く政党が、未だ政権政党に居座っている無法社会》《選挙の前に検挙だろ》などと、かなり強い言葉で糾弾していました。
同紙のインタビューでは『僕は戦争そのものを憎んでいます』と語っていますが、97歳で亡くなられた、うじきさんの父親は陸軍士官学校を出た職業軍人だったそうで、敗戦後はB級戦犯としてベトナムと巣鴨プリズンで計8年間収監されていたことも明かしています。
うじきさんの思想の背景には、そういったことも強く関係しているのでしょう」(同)
だが、アーティストを中心に広がる “反自民” の呼びかけは、あまり大きな広がりを見せていない。
「中国との関係が悪化し、日本人アーティストの中国公演が次々中止となった際も、台湾情勢に言及した高市首相を非難する声が一部アーティストたちからあがりました。ただ、そのときも共感が広がったとはいえず、高市内閣の高支持率ぶりを裏づけることになりました。
旧統一教会との関係や、裏金問題なども含め、自民党に複雑な感情を抱いている人が多いのは事実。しかし、ここまで激烈な調子で言われても、納得できる人は多くないのではないでしょうか。
また、アーティストの政治参加は、米国では当然視されていますが、日本ではまだまだ敬遠されがちです。“本業” に支障をきたす可能性もありますね」(芸能ジャーナリスト)
うじきの異例の訴えは、どこまで有権者に響くのやら。
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