
文部科学相(写真・長谷川 新)
3月12日発売の「週刊文春」が松本洋平文部科学相と既婚女性のW不倫を報じたが、19日に続報が掲載されると、同日に開催される予定だった高校授業料無償化の拡大や中学校の35人学級などが審議される参院の文教科学委員会が延期される事態となった。
「18日の参院予算委員会で、立憲民主党の杉尾秀哉議員がこの問題を厳しく追及しました。杉尾議員は、同日に配信された『週刊文春デジタル版』を引用しながら、『このままでは読めないが』と前置きして、相手の女性が『議員会館で不適切な行為に及んだ』と赤裸々に告白した内容の真偽を大臣に糺(ただ)しました。
これに大臣は『私の週刊誌の記事についてお詫び申し上げる』『衆院の答弁通り』『相手があることなのでご容赦、理解をしていただきたい』を何度も繰り返すだけでした」(政治記者)
その後、自民、立憲民主両党の参院国対幹部が会談、予定されていた参院文教科学委員会の開催見送りで合意した。
立民の斎藤嘉隆国対委員長は「事実かどうかも含めて、松本氏が説明責任を果たすまで同委員会の開催には応じられない」と記者団に語るなど事態の打開は見通せていない。
本誌は、予算委員会で松本文科相を追及した杉尾議員に真意を聞いた。
杉尾氏は、松本文科相が12日の国会答弁で「女性と議員会館の自室で会い、意見交換した」と説明したことを問題視しているという。
「前回の大臣説明と今回の文春の報道内容が違うのであれば、嘘の答弁をしたことになります。国会での答弁は議事録にも残りますから、そこはきっちり説明をしてもらいたいです。
予算委員会では『相手のあることなので答えられない』という答弁を何回も繰り返していて埒(らち)が明かないので、『ご自身の説明をペーパーにして予算委員会の理事会に提出してください』と求めました」
そして「このことを何回も国会で質問するつもりはありません。いろいろと(ネットや週刊誌で)言われてしまいますから」と苦笑したあと、「ただ、文科大臣は高い倫理観が求められますから、しっかり答弁をしていただきたいですね」と厳しく語った。
内外に問題が山積するなか、国会審議の停滞は許されない。
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