共同代表として新党設立が報じられた、ひろゆき氏(右)と泉房穂氏
7月29日、実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏が、元兵庫県明石市長の泉房穂参院議員とともに地域政党を設立したと報じられた。しかし、ひろゆき氏の妻が「何の合意もない」などと話し合いがなかったことを暴露し、SNSでは賛否がわき起こっている。
ひろゆき氏は、同日放送の『ABEMA Prime』で、今国会で少子化対策や教育についての議論がなかったとし、泉氏と地域政党を立ち上げた理由について次のように述べた。
「泉さんと昔から、子ども増やしたらいいよねって言っていたのがあるので、じゃあ、そういう形で地方自治体のほうから変えるのだったら、まだ可能なのかな。国会は無理かなと思って、作ってみようという話になりました」
党名は『ひろゆき&いずみ新党(仮)』。20日に設立し、27日に東京都選挙管理委員会へ政治団体の設立届を提出したという。また、正式な党名はこれから公募で決めるようだ。今後の方針について、政治担当記者が語る。
「まずは2027年春の統一地方選での候補者擁立を目指しています。東京都の11の区長選、北海道、神奈川県、大阪府、鳥取県など8道府県の知事選、相模原市、静岡市など6政令市の市長選、そして全国の市町村長などの首長選に、多くの候補者を立てる計画のようです。ひろゆき氏は2023年、泉氏と共著『少子化対策したら人も街も幸せになったって本当ですか?』を出版しており、番組でも少子化対策、教育、子育てについて熱弁を振るっていたように、これらの争点を主軸とするのでしょう。ひろゆき氏は29日の夜、地域政党設立を報じる東京新聞の記事をXでリポストし、日本人が1年で91万人減ったことや、日本人の出生数が過去最少の67万人だったことに触れながら、《政府は日本人が増える政策をしない》《なんとかしたほうがいい》などと記しました」
ところが、この新党設立に疑問を呈したのが、ひろゆき氏の妻・西村ゆか氏だったのだ。
ゆか氏は30日の深夜、Xを更新。ひろゆき氏が引用した東京新聞の記事を自身も引用し、次のように怒りをぶちまけた。
《7月23日に泉房穂さんと昼食を取ろうとひろゆき君から言われ、その場で突然「政治団体を作ることにした」という話をされました。驚く私に「何も聞いてなかったんですか?」と泉さんに聞かれ、「全く知りません」と答えると、「家族の同意が一番大切だと思うので話しあってください」と言われ、その後、何の合意もない状態で、この記事が出ています。「話あってください」ってどういう意味だったんでしょう?騙し討ちにあった気分です。そりゃ少子化も止まらないわ。》
衝撃の告白から1時間半後、ゆか氏は追撃の文章を連投した。同意もないまま政治団体の届け出をした経緯について、2人にグループLINEで説明を求めたところ、ひろゆき氏からは届け出をしただけで何も決まっていないとの返答があったのみで、それ以降の質問は既読スルー。泉氏に至ってはすべて既読スルーされた、などと明かした。そして《強行突破で外堀を埋められているようにしか感じられない。社会のためという大義名分のために政治利用されるのはまっぴらです》と批判した。
一連の暴露を受け、X上ではゆか氏に賛同する声があがっている。
《アカンやろ まずは、妻に相談が1番先では?》
《いやーこれはゆかさん支持するわ。家族を説得できなくて、有権者をどうやって説得するんだ?》
《少子化を問題提起しながら、自身の家族さえ騙し討ちにする進め方には賛同出来ないですね》
これに対し、ひろゆき氏に理解を示す声も出ている。
《ゆかさん、お気持ち察します 日本の為にご辛抱下さい》
《嫁のために生きるより 能力がある人は、たくさんの人のために生きていかなければという使命感からそういう決断に至る》
身内から、いきなり出ばなをくじかれたひろゆき氏と泉氏。今後、ひろゆき氏が妻をどう説得していくのかに注目が集まる。
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