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紀州のドン・ファン妻への「月100万円」振込依頼書を入手

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2018.06.23 11:00 最終更新日:2021.05.10 16:35

紀州のドン・ファン妻への「月100万円」振込依頼書を入手

 

「彼女は中学時代はバドミントン部所属。顧問の先生に叱られると、すぐ辞めましたね」(中学時代の先輩)

 

 彼女とは、5月24日に、謎の死を遂げた「紀州のドン・ファン」こと野崎幸助さん(享年・77)の妻・Sさん(22)。遺体から検出された多量の覚醒剤、愛犬の不審な死。

 

 

 若くして夫に先立たれたSさんの人物像に好奇の目が集まる日々が続いている。そんななか本誌は、Sさんの「月100万円のお手当」の振込依頼書を入手した。会社関係者が話す。

 

「社長がSさんに提示した結婚の条件のひとつは、月100万円の手当を与えること。入籍する2018年2月以前の2017年11月から手当を渡していました。

 

 いつも社長から、『あのお金入れておいて』と電話があると、経理担当者が銀行でお金を振り込む。初月は社長が手渡しし、4月26日はSさんが会社に取りに来ていましたね」

 

 Sさんは、本誌が確認したぶんだけでも、半年あまりで600万円もの現金を手にしていた。故郷・北海道札幌市の実家近くの住民は、おとなしい中学生だったSさんの暮らしぶりの変化を、こう振り返る。

 

「美容専門学校時代には、実家を出て一人暮らしをしていました。ここから学校までは、地下鉄で30分くらい。家賃だってかかるんですが」

 

紀州のドン・ファン妻への「月100万円」振込依頼書を入手

『振込依頼書』

 

 Sさんは専門学校を卒業後に上京。新宿・歌舞伎町のホストクラブで遊ぶようになった。

 

「野崎さんと結婚後も、Sさんは複数のホストクラブに通っていました」というのは、ある捜査関係者だ。歌舞伎町の飲食店関係者が続ける。

 

「Sさんがよく指名していたのは、彫りの深い欧米系の顔立ちが特徴的な人気ホスト。彼は、歌舞伎町屈指の指名数を誇っています」

 

 本誌記者がこのホストに電話をすると、「お客様のプライバシーに関わることは、いっさいお答えできません」と話した。

 

 ほかにも、入れあげていた別のホストがいるという情報もあるが、「ひと晩で使う金額は、数十万円程度。100万円以上費やすお客もいるので、けっして『太客』というレベルではなかった」(都内のモデル事務所関係者)という。

 

「6月14日から、また事情聴取が始まった。すでに全従業員への事情聴取、携帯電話の押収、覚醒剤反応の検査をしているのに」(前出・会社関係者)

 

 捜査は、長期化の様相を呈してきた。

 

「和歌山県警は警察官の数が2000人ほどで、近畿地方でもっとも少ない。県内各署から人手を集めているが、他府県からの応援がなく、捜査に苦労している」(社会部デスク)

 

 野崎さんの怪死から間もなく1カ月だ。

 

(週刊FLASH 2018年7月3日号)

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