
国民民主党の玉木雄一郎代表(写真・長谷川 新)
テレビの情報番組などにたびたび登場、エプロン姿で野菜などの物価動向を語るスーパー「アキダイ」の秋葉弘道社長が10月27日、衆院財務金融委員会に参考人として出席。食料品の消費税率が8%から1%に引き下げられることについて持論を語った。
「秋葉社長は『(消費税を)下げてもらうのはみんなうれしいが、2年間(減税に)慣れちゃったのに(再び)7%上げて8%になる。これはすごく痛手。いまよりも物価高が進んだなかで8%に戻す影響は非常に大きい』と現場感覚を率直に述べました。
また、中小の商店が消費税率の変更にあわせてレジの改修費用を捻出する大変さも指摘していました」(政治部記者)
「有名人」でもある秋葉社長の出席は同日夕方のニュースなどでも取り上げられたが、予想外の波紋も広がった。
福島県議の渡辺康平氏は28日、自身のXに《アキダイの社長が話題になっていますが、福島県に住む者としては、「アキダイ?なにそれ?」です。国会に参考人として呼ぶなら、全国レベルのスーパーマーケットチェーン店を呼ぶべきでは?》と投稿。
この投稿には《アキダイの社長は適任でしょう。全国チェーンの社長なんか現場に出るわけもなく、大手スーパーなんか商社出身とかで、庶民の声を代弁できるわけがない》といった批判が集まるなど、議論になっている。
この状況に国民民主党の玉木雄一郎代表が反応。渡辺氏のポストを引用して《アキダイ秋葉社長ご本人の名誉のためにも経緯を説明します》と自身のXに投稿したのだ。
玉木氏は《参考人招致にあたり、まず、国民会議などで食料品消費税減税に懸念を示していた各種業界団体に声をかけました。しかし、どの団体も引き受けてくれませんでした》《前日になっても参考人が見つからず困っていたところ、インスタのメッセージで声をかけた私の申し出を快く即決してくれたのがアキダイの秋葉社長でした》と説明。
最後に《商人と庶民の声を届けたいと応じてくれた秋葉社長に、心からの感謝と敬意を表します。もし批判があるなら、秋葉社長ではなく私に向けてください》とつづった。
今後、消費減税の審議はどのような展開をたどるのか。
「今国会は12月12日に会期末を迎えますが、政府与党はそれまでの成立を目指しています。しかし、少数与党の参院では、立憲民主党が審議入りの条件として「特別委員会の設置」「高市首相の複数回以上の委員会出席」「審議時間の確保」など11項目を条件として示しました。これに自民党も頭を抱えています」(前出・政治部記者)
いまだ財源をどこに求めるのかすら示していない高市首相。はたして、事態の行方は……。
![Smart FLASH[光文社週刊誌]](https://smart-flash.jp/wp-content/themes/original/img/common/logo.png)







