社会・政治
日本ボクシング連盟「山根明会長」の特別席は1万9600円
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2018.08.05 11:06 最終更新日:2022.06.15 18:58
アマチュアボクシングの「告発騒動」が世間を騒がせている。8月1日、岐阜県でおこなわれたインターハイのボクシング競技開会式を、日本ボクシング連盟の山根明会長(78)がドタキャン。
現場の責任者である岐阜県ボクシング連盟の四橋英児会長は、当日の挨拶で、山根会長に対する不満をぶちまけた。
「一連の報道で恥ずかしい思いをしている。問題が事実だとすれば、山根会長をはじめ周囲の人間には辞めてもらいたい」
怒り心頭だったのだろうか、四橋会長は開会式が始まる前にも、報道陣に声をかけていた。
「(山根会長の控室も)好きに入って撮ってください。隠し立てしたら、山根さんと一緒になっちゃうから、すべてオープンでいいですよ」
開会式後、四橋会長の宣言どおり、控室は報道陣に公開された。報道各社ごとの取材ということで、写写丸も順番待ちの後、控室に足を踏み入れた。
体育館内の一室に設けられた「会長控室」は7、8畳ほどの広さで、給湯室が備え付けられている。真ん中にはテーブルがあり、その上には菓子類など “おもてなし” が用意されていた。
給湯室を覗くと、そこには革張りの椅子が!
開会式前日の7月31日には、開会式の来賓席に用意された椅子が「一人だけ違う」と話題になっていたのだが、そのときの椅子は脚にキャスターがついたもの。控室に用意されていたのは、キャスターがついていない木製の脚なので、どうやら特別席の椅子は2つ用意されていたようだ。
写写丸がそっと腰を掛けてみる。感想は……。
「座り心地がいいのかと思っていたんですけど、正直……そこまでフカフカじゃないですね(笑)」
のちほどこの椅子について調べてみると、同じ形状のものが「リクライニングチェア」としてネット通販で1万9600円(税込)で売っていた。
山根会長は、自分からの “おもてなし” の指示は否定して、告発者との全面対決を宣言している。だが、いつまで「会長」という特別席に座っていられるのかはわからない。