社会・政治
六本木「美女惨殺」事件、マレーシア逃亡恋人が「自首は…」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2018.11.06 11:00 最終更新日:2018.11.06 11:00
「俺、やっちゃいました。六本木の事件で。すみませんでした。ちょっと今、気持ちの整理がついてないから、(自首の)決断はできないです」
友人に電話でそう話した男性・A氏(40代)は、直後にマレーシアに飛んだ。11月1日現在、A氏は現地にいるとみられる。
10月18日、東京・六本木のマンションの一室で、女性の遺体が発見された事件。女性は横浜市青葉区在住のバレツタ久美さん(29)と判明した。
【関連記事:岩崎恭子「金カツラ」不倫で元ラガーマン夫と離婚】
「殺害現場は凄惨なものでした。鉄アレイが凶器とみられ、遺体はシーツにくるまれた状態でした」(警察関係者)
現場は六本木駅から徒歩5分の高級賃貸マンションの1室。住んでいたのは冒頭のA氏だ。関係者が続ける。
「6月ごろにAが『彼女ができた』と言っていた。『ハーフのかわいいコで相性がいい』とAは自慢していました」
バレツタさんは日本とアメリカの国籍を保有しているという。一方、A氏は六本木では名の知られた人物だった。
「彼は半グレ集団のメンバー。飲食店を複数経営するなど、六本木界隈では顔が広い。2014年には、彼の店に来た外国籍の男性客とトラブルになり、刃物で刺して逮捕されています。
そのときも海外に逃げました。キレたら何をするのかわからないと恐れられていたんです」(大手紙社会部記者)
A氏とバレツタさんとの間では喧嘩が絶えず、周囲の友人らは心配していたという。
10月31日、殺害の報告を受けた友人は、A氏と再び連絡を取った。
「今はマレーシアにいます。逃走するためのお金は1000万円ぐらい持っています。自首についてはまだ迷ってます」(A氏)
警視庁はA氏の行方を追っているが、逮捕状はまだ出ていない。
「警察はこの件で逮捕状をまだ取れない。パスポートを失効させ、別件の旅券法違反で身柄を押さえるつもりです」(前出・警察関係者)
恋人を弔うためにも、A氏はすみやかに事実を明らかにすべきだ。
(週刊FLASH 2018年11月20日号)