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殺人飛行機「B737MAX」運行停止で「10連休に飛行機がない」社会・政治 2019.03.24

(写真・夏目健司)

 

 2018年10月にライオン・エア(インドネシア)、そして3月10日にエチオピア航空の、ボーイング737MAX機が墜落。事故を受けて、航空評論家の秀島一生氏はこう語る。

 

「なにより安全性を追求すべき航空業界にいま、異変が起きています。今回の件は、その一端といえるでしょう」

 

 

 ともに乗員、乗客が全員死亡という大事故となった。これを受け、世界各国は相次いで同型機の運航停止を決定した。

 

「離陸後しばらくして墜落、という状況が2件とも共通しています。複数のパイロット経験者と話したところ、『自動操縦に切り替えたあとの、トラブルに対応するシステムに問題があったのでは』という意見が多く聞かれました」(秀島氏)

 

 737シリーズは、1967年の初飛行から半世紀以上、飛び続けているロングセラー機だ。

 

「座席数が100から200の小型機で、運用がしやすいため、総受注数は1万5000を超えています。『MAX』は、その最新鋭機。新型エンジンを搭載したことで燃費がよくなり、航続距離も延びたため、かなり売れています」(航空ジャーナリスト・Koji Kitajima氏)

 

 737MAXは、すでに約370機が航空会社に引き渡されている。導入している日本の航空会社はないが、全日空(ANA)が1月に、同機を最大で30機発注すると発表したばかり。

 

 今後どうするかについて、ANA広報部は「現時点で変更はありませんが、事故原因の調査を待ち、対応していくことになります」とコメントした。

 

「航空機業界は、米国の『ボーイング』とEUの『エアバス』による、激しい競争が繰り広げられています。現在は世界的に見れば、エアバスが優勢。巻き返しを図るボーイングが、安全面のチェックを十分におこなったのか、非難されても仕方がないでしょう」(秀島氏)

 

 目下、世界の航空各社は、旧世代の機材を代用し、急場をしのいでいる。ボーイングは4月までに、操縦系のソフトウエアを更新するとしているが、事故の原因が明らかになっていない以上、運航停止が解除されるかは疑問だ。

 

 一般ユーザーにとって気になるのは、1カ月後にやってくる連休への影響だ。期間中、海外旅行の予約状況はすでに、2018年の2倍以上。737MAXは、タイやシンガポールなど、人気の観光地へも日本から数多く就航していたが……。

 

「いま、航空各社はこぞって代替機をリース契約しています。しわ寄せは、立場の弱いLCC(格安航空会社)にきます。退役寸前の古い機材に乗せられたり、最悪、フライトがキャンセルされたりすることがあるかもしれません」(秀島氏)

 


(週刊FLASH 2019年4月2日号)

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