社会・政治
山本太郎「れいわ旋風」がぶっ壊した「バリアだらけ」国会
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2019.08.09 06:00 最終更新日:2019.08.09 06:00
「国会は変わる。2人を国会がどう受け入れられるのか」
先の参議院議員選挙で、こう語っていたのは「れいわ新選組」の山本太郎代表(44)だ。
ともに介助者が必要な重度の障害がある、舩後靖彦氏(61)と木村英子氏(54)を、優先的に当選する「特定枠」に指名した「れいわ」は、2議席を獲得。舩後氏と木村氏は議員になった。
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しかし、国会にとっては想定外。2人の議員にとって “バリアだらけ” の立法府は変われたのか?
「国会正面玄関には階段しかないので、スロープを用意しました」とは、参議院事務局の担当者。8月1日、設置されたスロープを介助者たちが車椅子を押して上り、舩後氏と木村氏は初登院した。
目に見えて変わったのは、本会議場入口横のパーテーションだ。かつては議員たちが携帯を見たり、談笑していた場所だが、「れいわ」2人の議員が身支度を整えるための “控室” として急造された。参院本館3階にも「れいわ」に割り当てられた控室がある。
今後、「支障があるようならば」(参議院の担当者)と、多目的トイレの増設も検討するという。現在は、本館の2階と地下1階にあり、広さなどは現状のままで十分のようだ。
“れいわ旋風” はどこまで国会の制限をぶっ壊せるか?
(週刊FLASH 2019年8月20・27日号)