社会・政治
N国党首・立花孝志の独占告白90分「マツコ騒動で月収は1000万円に」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2019.09.11 06:00 最終更新日:2019.09.11 11:51
出る杭なのか、打たれる。メディアや著名人から批判の声がやまない。過激な言動に加え、TOKYO MXへの抗議は「言論弾圧」とも批判されたが、本人は「全部、計算ずく」というのだ。
「僕はメディアに注目されるため、あえてヒールになっているんです。バッシングされることは、なんとも思っていません。メンタリストのDaiGoさんや橋下さんなど、理解してくださる方も多いですから。
マツコ・デラックスさんが『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、『気持ち悪い人たち』『ふざけて(票を)入れた人も相当いると思う』と発言したことに同局前で抗議しました。これは『政治的に公平であること』『報道は事実をまげないですること』などを定めた、放送法第4条に違反しています。
さらにマツコさんやMXさんの、『時間が解決してくれる』という姿勢が許せないから、圧力をかけました。大声は、僕の地声だし、ヘイトスピーチでもなんでもありません。マツコさんは言い返してくると思ったのですけど。
今後はMXさんとマツコさんに、総額1億円の慰謝料を求め、原告1万人の集団訴訟を起こします」
MXは「弊社の対応方針は、弊社ホームページ内『INFORMATION』に8月27日付け記載の『視聴者の皆様へ』のとおりであります」と回答。そこには「全ての番組において、法令、放送基準等を遵守し、番組制作を行っております」とある。
こんな騒動の影響もあってN国への関心は高まっている。立花氏が運営するYouTubeチャンネルも、選挙中は1日約400万アクセスだったが、マツコとのバトルで3倍に。
「8月の月間収入は、1000万円を超えました。すべて僕が代表の会社の収入になっていて、『NHK撃退シール』の発送費用などにあてています。
NHK記者とのつき合い方ですか? 取材にはもちろん来ますよ。だけど僕から30m離れてお辞儀するくらい。カメラはまわしても、質問はしません。上司から、『立花の弱みを握ってこい』と言われているんじゃないですかねえ」
「スクランブル化は、政権を取らないとできない」と消極的な発言もしている。
「それはそうです(苦笑)。だから少しずつです。たとえば、衛星放送の契約率は約50%。これは公共性がないので、スクランブルをかける。それと2014年に最高裁で、『受信料を遡って徴収できるのは5年』とされましたが、契約者がNHKに申し立てないと、5年を超えて徴収される。改めないと。
スクランブルをかければ、いずれNHKは消滅します。時間の問題。だって受信契約者が減れば、契約している方の負担が増え、それがいやになり、さらに契約をやめる方が増える。まさに負の連鎖です」
次期衆院選では、「全選挙区に候補者を立てる」と意気込む。先日は脱税で起訴され、裁判中だった「青汁王子」こと三崎優太被告にも会った。
「まだ名前は明かせませんが、いろいろな方をスカウトしています。酒井法子さんや清原和博さん、ASKAさんなどにも声をかけてみたいですね。一度失敗しましたが、反省してまた歩んでいる。ぜひとも政治の場で活躍してもらいたい。
清原さんは僕の生家の隣町出身で同学年。岸和田市議になって青少年の育成などに携わってもらえたらなあ。カネ、女などの身体検査ですか? それはしません。立候補する皆さんはそれなりの方々ですから、安心しています」
間もなく国会が始まり、予算委員会に出席する。どんな“計算ずく”の発言をするのだろうか。
(週刊FLASH 2019年9月24日号)