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新型肺炎パンデミック!死亡患者17人「最期の1週間」全症状
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2020.01.29 06:00 最終更新日:2020.01.30 23:58
新型コロナウイルスの拡散が止まらない。発生地の武漢から、中国のほぼ全土に広がっただけにとどまらず、国境を越えて日本を直撃している状況だ。
中国国内の新型ウイルスによる肺炎患者は4515人、死者は106人。日本でも、すでに7人の感染が確認されている(1月28日時点)。これらの数字がさらに増えるのは確実とみられる。春節(中国の旧正月)の連休が、事態を深刻化させているためだ。
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新型ウイルスはどれほど危険なのか。中国の衛生当局が、新型ウイルスの肺炎で死亡した17例の詳細を発表している。17人中15人が60代以上で、40代と50代が各1人。糖尿病や脳梗塞など基礎疾患を抱えており、もともと健康状態が悪い人が、ほとんどだった。
ある程度健康な人間であれば、死に至る可能性は低いとみていいかもしれない。とはいえ、今後どのような症例が出てくるかわからず、油断は禁物だ。
新型ウイルスに感染すると、どのような症状が表われるのか。中国・上海在住で、現地から情報発信を続ける医師・藤田康介氏は、こう語る。
「中国の衛生当局のガイドラインによれば、おもな症状は『発熱』『疲労感』『空咳』で、鼻詰まりや鼻水など、上気道感染症状は少ないとされています」
予防策は何が有効か。
「まずは『手洗い』。水で流すだけでなく、石鹸を使い指の間、手首までしっかり洗うこと。『マスク』は開きやすい鼻、あごの部分をしっかりと密着させること。使い捨てのものを使い、マスクの外側には触れないように。そして、『人込みに注意する』ことでしょう。
用心して外出することに越したことはありませんが、あまりにウイルスを恐れすぎるのは本末転倒。基本的な対策は、風邪やインフルエンザの予防と同じです。
SARS(重症急性呼吸器症候群)でもそうでしたが、中国関連でこういうことが起きると、デマが流れやすい。ニセ情報に振り回されることなく、正しい情報を得ることが大事です」(藤田医師)
自分の身は自分で守るために、予防を徹底しよう。次のページでは、中国の衛生当局が発表した、新型ウイルスの肺炎で死亡した17例の詳細を公開する。