社会・政治
ゴーン被告、レバノンで日産車「パトロール」に乗っていた
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2020.03.11 00:24 最終更新日:2020.03.11 00:24
3月10日、堀江貴文氏が、自身のYouTubeチャンネルを更新。金融商品取引法違反などの罪で起訴され、その後、国外逃亡した日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告と、逃亡先のレバノンで対談した動画を配信した。
動画冒頭の堀江氏の説明によると、ゴーン被告との対談は、ベイルートで和牛を取り扱う知人のレストラン経営者の仲介で実現したという。
堀江氏自身も、2006年に証券取引法違反で東京地検特捜部に逮捕・起訴され、懲役2年6カ月の実刑判決を受けている。動画では、ゴーン被告と日本の司法制度の問題点について話す展開となった。
ゴーン被告は、「私の場合、これは “陰謀” と呼ばれるものです。私の逮捕は日産の役員と検察官の緊密な協力によっておこなわれました。同時に、何人かの日産の人によって人格攻撃が始まりました。私は何年も前から続いている独裁者だと宣伝された」と日産側を非難。
日本の司法制度についても、「私が失望したのは、裁判官が検察官の前でどれだけ弱いかということ。私の意見では、検察官がボスなのです。(本来なら)どんな国でも、ボスは裁判官だ」と意見を述べた。
インタビューの最後、堀江氏が「私は感動しました。なぜなら、あなたは日産の車に乗っていますよね?」と問いかけると、ゴーン被告は「日産『パトロール』ですね。私の大好きな車種です。だって私が作りましたから」と頷いた。
日産「パトロール」は、かつて「サファリ」の名称で販売されていたSUVのフラグシップモデル。現在は、日本国外専売車となっている。
ゴーン被告は、「私が日本で逮捕されたからといって、日本を嫌いになったりしません。何人かが私に汚いことをしましたが、だからといって日本人を嫌いません。私は日本を愛しています」と語っていた。