社会・政治
相場は半額、太客も消滅…緊急座談会「パパ活戦線」異状あり
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パパ活で生計を立てる住田彩華さん
水島さん「そうそう。全体的にセコくなってるから、条件を悪くするしかない。私は月給20万円で、毎月6万円の奨学金の返済にも追われているから仕方ないけど、『キスなしで5000円引いて』とか、ほんとイヤになる」
高瀬さん「え、それってどういうことなんですか?」
水島さん「舌を入れるキスって、みんなイヤでしょ? そのパパは、『ディープキスしないから、そのぶん値引きしてくれ』って言ってきた。全然納得できないよね。
あと、手や口でだけを要求して、値引きしようとするパパも増えてる。でもだったら、エッチしちゃうほうが楽だよね。寝ているだけだから(笑)」
たしかにセコい話だが、“パパ” たちは、やはり感染リスクが気になるようだ。
高津さん「コロナの影響で、行為の内容も変わってきましたよね。私が働いているラウンジの常連客のひとりは、誰もが知っている超大手IT企業の元経営者なんです。その人相手に、お店に内緒でパパ活をしているのですが、その人は、女のコにシャワーを浴びさせてくれないことで有名でした」
一同「キモッ。匂いフェチ?」
高津さん「はい(笑)。それが、新型コロナの騒ぎが起きてから、『先にシャワーを浴びろ』と言ってくるようになったんです。それが嬉しい半面、ちょっと残念。
今までパパは、『汚れちゃうから』と言って、帰りに新しい下着を用意してくれていたんですよ。しかも、ワコールの高級なやつ。でも今は、シャワーを浴びてからするから、帰りの下着はもらえない。春の新作下着が手に入らないし、ケチられているみたいで……」
齋藤さん「私はシャワー浴びられるほうがいいけど(笑)。あの社長もセコいんだね」
パパ活の停滞で、シャレにならない窮乏に喘いでいる女性もいる。
住田さん「いちばんの太客だったパパが、コロナのせいで会ってくれなくなり、LINEで片っ端から営業をかけました。今までだったらすぐ見つかったのに、今は、ほとんど相手にされません。似たような立場のコから、営業が殺到しているのかな。
某有名アイドルグループの一部のコも、イベント中止が相次いで、お金に困ってパパ活を始めたという噂だし」
齋藤さん「でも、それで(住田さんが)港区に住むって大変じゃないですか?」
住田さん「もう崖っぷち。4月ぶんの家賃は、借金して払ったくらいだし。パパ活アプリや、出会い系アプリで必死にパパを探しているけど、メッセージのやり取りばかりが続いて、なかなかお金にならない。今の状況が続くなら、パパからもらった手持ちのブランド品を売ってしのぐしかないです」
高瀬さん「私は、『風俗で稼いだほうが安定する』と思って、吉原の風俗店に面接に行ったけど、経営が厳しいせいか、受かりませんでした……。全国の “パパ” の皆さん、コロナに負けず、早く元気になってください(笑)」
(週刊FLASH 2020年4月21日号)