社会・政治
中村由真が教えるアメリカのコロナ事情「購入品はすぐに殺菌」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2020.04.17 06:00 最終更新日:2020.04.21 22:02
世界に拡大する新型コロナ。海外では、どんな暮らしを強いられているのか。アメリカ在住の中村由真に、国の政策、外から見た日本の対応について語ってもらった。
アメリカのカリフォルニア州では、3月4日に緊急事態宣言を発令。同19日には、州全域で「不要不急の外出を禁じる緊急命令(SAFER AT HOME)」が発出された。
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「カリフォルニア州ロサンゼルスに住んでいますが、1カ月ほど前から、同じ州のパームスプリングス(ロサンゼルスから東に約150km離れたリゾート地)の別宅で過ごしています。ロサンゼルスより気候がいいし、人込みも少ないからです。
とくに、不自由していることはありません。散歩も、生活必需品の買い物もできます。ただ、ペーパー・サニタイザー(消毒用グッズ)類は、手に入りにくいですね」
日常生活で気をつけていることは?
「犬の散歩以外は、外に出ていません。買い物は、できるだけネットでオーダーして、デリバリーしてもらう形にしています。購入した商品は、すべて、すぐに洗浄しています。
特に手洗い、家の中のドアノブの洗浄などは、外に出ていなくても頻繁にしています。ストレス解消のために、家族全員で、1日3回犬の散歩に出かけます」
では、日本政府のコロナ対策を、どう感じているのだろうか?
「緊急事態宣言は、もっと早く出したほうがよかったと思うし、なぜ日本全国に出さないのかは疑問でもあります。これで自粛する人が増えればいいですが、まず国の補償をきちんとしないと、仕事を理由として外出する人は減らないと思います。
いろいろ決断するのは難しいとは思いますが、もっと迅速な対応が必要かと思います」
今こそ、一丸となって乗り切っていかなければならない。
「大変なことは、たくさんありますが、いまは全員で同じ方向へ向かわなければならないときだと思います!」
なかむらゆま
1970年生まれ 東京都出身 1986年、ドラマ『スケバン刑事3』(フジテレビ系)でデビュー。2006年、米国人弁護士と結婚。2児の母。最新情報は、公式ブログ「COLOR ME TRUE」にて
(週刊FLASH 2020年4月28日号)